9.10ヶ月検診とは?
各自治体で無料で行われる乳幼児検診
東京23区の場合、一歳までの間に3回の乳幼児検診が行われます。
1回目は、3〜4ヶ月検診。これは指定された日に住所地の管轄保健センターに出向いて行います。
2回目は、6〜7ヶ月検診。これは指定の医療機関を受診して行います。日にちは6ヶ月を迎えた日から7ヶ月最後の日までいつでもOK!
3回目が、9〜10ヶ月検診。同じく指定の医療機関を受診して行います。
時期は自治体によって多少ズレがありますが、どこの地域でも定期的に乳幼児検診を無料で行っています。
23区内ならどこの区で受診しても無料
東京の場合、23区内の指定医療機関であれば住所地の区以外でも検診は無料です。
3〜4ヶ月検診の際に配布される検診票に必要事項を記入し病院を受診しましょう。
検診結果によってはその場での治療が必要な場合もあるので、保険証と子供医療証の持参を忘れずに!
検診内容は?
身長体重、頭囲、胸囲の測定
まずは身長体重、頭囲、胸囲の測定をします。
母子手帳に載っている成長曲線と比較し、赤ちゃんが順調に成長しているかをチェック。
身長体重などは、数値が平均であることが大事なのではなく、しっかりと成長曲線を描けているかが大切。
娘も身長はグラフで見るとギリギリ範囲内ですが、元々の生まれが小さく3.6ヶ月検診の時と比べ順調に曲線を描いていることから平均より小さくても何の問題もないとのことでした。
医師による問診
次に医師による聴診があります。心音や呼吸音に問題がないかを調べてもらいます。
それから、股関節の可動や首、腰の座り、背骨のチェックなどをしてもらいます。
顔にタオルをかけて自分で取れるかどうかの確認も行っていました。これは赤ちゃんの発達具合を確認するハンカチテストというものだそうです。
育児に関する質問
一通りの検診が終わった後は、質問タイムです。
私が行っている病院では、授乳や離乳食の進め方についても丁寧にアドバイスをしていただけました。
やっぱりネットなどで調べるよりも、直接お医者さんに聞けると安心感や信頼感がありますよね。
またお母さん自身のことも何か不安や悩みがあれば相談してみるといいでしょう。
質問まとめ〜離乳食、卒乳、夜泣きについて〜
離乳食の進め方について
離乳食の中期〜後期への移行期間である9.10ヶ月。
娘は量は食べるものの固形にすると嫌がってしまい離乳食が一向に進まないことを相談しました。
回答としては、今の時期は”量より質”が大切。
吐き出してもOK。
むしろ食感や味がしっかり分かるようになったということなので、吐き出すことは成長の証。
固形を嫌がったら、2.3日すり潰しに戻してまた固形にしてを繰り返しながら移行していく。
またこれは食べるからと決まったものばかりを与えずに、新しい食材にどんどんチャレンジしましょう!との事でした。
離乳食作り大変だし、食べないとせっかく作ったのにー!とイライラしてしまいますが、ぼちぼち頑張っております。
また10ヶ月頃で今まで母乳からの栄養がメインだったバランスが、逆転。離乳食からの栄養がメインになるのだそうです。
もちろん個人差はあるようなので、離乳食が全然進まない組みは焦らずいきましょう。
授乳回数と卒乳に向けて
現在9ヶ月の娘の授乳回数は1日4回。大体6.14.21.2時というスケジュールです。
この回数は決して少なくも多くもないとのこと。
ただ卒乳に向けて、”この時間にあげる”ではなく欲しがった時にだけあげるようにと言われました。
“欲しがったからあげる”と”お母さんがあげたいからあげる”を私たち母親は混同しやすいそうです。
私も言われて気づきましたが、”あっ、そろそろおっぱいの時間だ”と思って私の都合であげていた気がします。
この検診が終わってからは、欲しがった時だけあげるように心がけています。
たまにお出かけの時とかは先に飲ませとこ!という時はありますけどね。
夜泣きについて
娘は9ヶ月になった今も朝まで一度も起きずに寝ることはなく、最低でも一回は起きて授乳をします。
8ヶ月の頃が最も夜泣きがひどく、2〜3時間に一回のペースで起きていました。ひどい時は1時間以内に。
先生によると夜泣きの原因は主に3つ
空腹、おむつ、ママ探し。
そして、夜泣きが治らない一つの原因が添い乳です。
空腹で起きた訳ではないのに、すぐ添い乳をして寝かせる。そうすると、次に起きた時にまたおっぱいがないと不安になって夜泣きをしてしまいます。それを何度も繰り返してオッパイがないと寝られない状況に。
娘もまさにその状態でした。
そして、夜間授乳が頻回になると起きてしまうのが胃拡張だそうです。
赤ちゃんにとっておっぱいは最強アイテム。痛みさえ忘れるくらい安心するそうです。
なので赤ちゃんはお腹が空いてなくても、不安で起きておっぱいを差し出されると必ず飲みます。
それを毎回繰り返すと赤ちゃんの胃はどんどん拡張し肥満の原因に。
さらに頻回の夜間授乳は、離乳食が進まない一つの原因にもなります。
大人と同じく朝は一番お腹が空いていてたくさん食べられる状態でないといけませんからね。
対策としては、前の授乳からあまり時間が空いていない時は添い乳で寝かせるのではなく抱っこやトントンで寝かしつけること。
はじめは大変ですが、そうすることで夜中に起きる回数は格段に減ります。
娘も今は一回起きるくらいで、前のように頻繁に起きて添い乳することはなくなりました。
夜間の頻回授乳でお悩みの方は是非参考にしてみてください。
まとめ
無料で赤ちゃんの健康や発達を調べてくれて、育児の相談もOK!
今回の検診では悩んでいた離乳食や夜泣きなどの正しい知識や対策法も得られました。
娘の健康状態も良好で安心!みなさんも乳幼児検診はお忘れなく!
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