生後10ヶ月で夜間断乳に挑戦!その方法と効果は?

子育て情報

はじめに

まずはじめに、夜間断乳は特に「やる必要のないこと」です。

トイトレや卒乳(ミルク卒業を含む)のように、全てのママが通らなければならない道ではありません。

ただ、夜間断乳が成功すると、いくつかのメリットを得ることができます。

・夜泣きが減る

・連続睡眠時間が延びる

・離乳食が進む

・スムーズな卒乳

この4つが主に効果として現れる可能性が高いです。

慢性的な睡眠不足で体調を崩しているママや、離乳食の量が思うように増えず悩んでいるママは夜間断乳に挑戦してみると、いい変化を得られるかもしれませんね。

夜間断乳を始める前に

夜間断乳

夜間断乳を始める前にクリアしておきたいことをまとめました。

3回食が定着している

夜間断乳に挑戦するのは、3回食を始めて1ヶ月程度が経過し、赤ちゃんに定着した後が良いとされています。

3回食が定着すると、これまで授乳メインだった栄養補給の割合が、離乳食メインに逆転します。

離乳食が順調に進んでいる場合は、これがおよそ9〜10ヶ月の間に起こるそうです。

そして、やがて離乳食のみで栄養補給が完了するようになり、卒乳という流れになります。

昼間の授乳回数が1〜2回まで減っていること

昼間の授乳回数が1〜2回で済むようになっていると、夜間断乳も成功しやすい傾向にあります。

昼間は授乳間隔が空いても機嫌よく過ごしているということは、夜中も同じようにそれくらいの時間は授乳がなくても本来は大丈夫ということです。

ただ、赤ちゃんは眠りのサイクルが短く、再入眠するのがとても下手くそです。

そこで便利なのが添い乳。

ママは起き上がらなくていいし、おっぱいを咥えると赤ちゃんは安心するので、ものの数分で再入眠してくれます。

赤ちゃんは夜中にお腹がすいておっぱいを飲んでいるのではなく、安心するために咥えているだけなのです。

添い乳はママにも赤ちゃんにも、とても便利ですが、実はこの癖が夜泣きの原因になっていることがあります。

ママの体調が万全であること

夜間断乳への挑戦には、何と言っても体力と精神力が必要です。

ママの体調が”体力、精神力共に”健康な時に挑戦しましょう!

私の経験上、辛いのは体力よりもママの心。

何時間も泣き続ける我が子に、是が非でもおっぱいを差し出さないというのは相当な覚悟がいります。笑

旦那さんや他の家族の協力が得られる状態であること

夜間断乳に必要不可欠なのが、他の誰かの協力です。

1番いいのは、寝る前の授乳が終わったらパパに任せてしまうこと。

パパがお手伝いできないときは、実家に帰省した時なんかに挑戦してみるのも良いかもしれません。

ママ一人で挑戦しようとすると、もちろん体力的にキツイだけではなく、どうしても”可哀想だし、もうオッパイあげちゃおう“となってしまいます。

これはもう母性本能的に仕方のないことです。

なので、おっぱいをあげようとするママを引き止める役が必ず必要です。笑

いよいよ夜間断乳に挑戦!その方法は?

夜間断乳

Step1:授乳で寝かしつけをしない

寝かしつけの際に授乳で寝落ちさせてしまうと、夜間断乳の成功率が下がります。

おっぱいで寝たのに、起きた時におっぱいが無いと赤ちゃんも不安ですよね。

授乳後に寝落ちしてしまった場合は、一度起こしてから床に置いて寝かせましょう。

せっかく寝てくれたのにと思いますが、そこは夜間断乳を成功させるためと思って頑張りましょう。

私の娘も授乳すると、ほぼ寝落ちしてしまうタイプだったので、夜間断乳に挑戦中は授乳後に一度体をしっかり起こして目を開けさせてから、再度トントンや抱っこで寝かせていました。

Step2:夜間は哺乳瓶やおしゃぶりを活用して

夜泣きの時に、授乳ができない代用としてオススメなのが哺乳瓶とおしゃぶりです。

乳首と感覚が似ているので、効果的です。

普段から哺乳瓶やおしゃぶりが好きな赤ちゃんは、夜間断乳も意外とすんなり上手くいくかもしれませんね。

娘の場合は、哺乳瓶(粉ミルクもダメ)もおしゃぶりも嫌いだったので、スパウトに麦茶を入れて対応しました。

ちなみに普段は絶対にぺっと吐き出すおしゃぶりも1番夜泣きの激しかった1日目には、最終的にチュパチュパとしてました。(よっぽどおっぱいが恋しかったんですね。笑)

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哺乳瓶の卒業も早めにしたいと考えている方は、ストロー飲みの練習にもなるのでスパウトがオススメです。

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Step3:最初の2日が山場

10日間ほどの夜間断乳中、特に夜泣きが酷かったのは最初の2日でした。

この2日間は、起きるたびに1時間以上泣き続けていました。

ただこの2日間を乗り切ると、3日目からの夜泣きは、全て10〜15分でおさまりました。

ちなみに、3日やって一向に改善が見られない場合は、一時中断するのがいいそうです。

ママにも赤ちゃんにも、ストレスになりますからね。

特別な理由から夜間断乳をしている訳ではない方は、3日経っても変化がないと思ったらスパッと諦めてまた気が向いた時に、再度挑戦するのがいいと思います!

夜間断乳の効果は?

夜間断乳

ここからは夜間断乳に成功した後の娘の変化をご紹介します。

8〜10時間は連続で寝るように

これが一番嬉しい!というか、私はこれが目的で夜間断乳した訳ですが。

夜間断乳5日目くらいから、夜20時に寝て朝6時くらいまでは平均的に寝るようになりました。

たまに4.5時に夜泣きすることがありますが、パパのトントンですぐに寝てくれます。

出産後、いや臨月以来の連続睡眠に心も体も超回復を遂げた気分です。

最初はむしろ2〜3時間に起きる癖がついていて、私の方がうまく眠れなかったくらいです。

お昼寝が格段に上手になった

夜間断乳をするにあたって気をつけていたのが、夜寝る前に授乳で寝落ちさせないことです。

そのおかげで、抱っこか授乳でしかお昼寝できなかった娘が、床に置いて5分トントンするだけで簡単に寝るようになりした。

これは、思わぬ収穫でした。

ちなみに夜間断乳を終えた今では、夜に授乳で寝落ちした時も朝までしっかり寝てくれます。

離乳食の量が増えた

9ヶ月検診の時に、お医者さんから離乳食と夜間の頻回授乳は深く関係していることを教わりました。

実は赤ちゃんには、

お腹が空いているからおっぱいが欲しいときと、

不安や不快を感じているからおっぱいで安心したいだけのとき、

があるんですね。

夜間に後者の本当は必要でない授乳を行うことで、最もお腹が空いていないといけない朝に満腹状態になってしまっているそうです。

それが、離乳食の量が増えない一因となっているのですね。

離乳食の量がなかなか増えなかったことも、私が夜間断乳を行おうと思った理由の一つで、

夜間断乳が成功してからは、明らかに離乳食の量が増えました。

モリモリと美味しそうに離乳食を食べる姿を見ると、思い切って夜間断乳に踏み切って良かったなと思います。

夜間断乳を成功させる秘訣は?

夜間断乳

個人の意見ではありますが、夜間断乳に効果的だったなと思うことを紹介します。

我が子の努力を無駄にするな!という考え方

ママにとって夜間断乳は体力的というよりも、精神的につらいものです。

なぜなら、オッパイが欲しくてギャンギャン泣く我が子を前に、鬼と化して授乳を断固として拒否しなくてはならないからです。

これが出来る自信と覚悟がなくて、私は今まで何度も夜間断乳に挑戦しては最初の夜泣きで挫折していました。笑

そこで今回、私の心の支えになったのが、

我が子の努力を無駄にするな

という言葉です。

これは、私がInstagramで仲良くしているママさんからの受け売りなのですが、夜間断乳中の私の心をすごく支えてくれました。

ママやパパも夜泣きと戦っていますが、実は”成長しよう、変化に適応しよう”と1番頑張っているのは子供です。

一日目は夜泣きがひどく、なんども授乳してしまおうかと思ったのですが、

いや、1番頑張ってるのは子供だ!ここまで我慢した娘の努力を無駄にしてはいけない!と思いとどまりました。

夜間断乳をして、子供もぐっすり眠れるようになったのか今では朝からとてもハイテンションで遊んでいます。

その姿を見ると、あの時頑張って鬼になって良かったなと思います。笑

ママではなく、パパと寝る

生後10ヶ月ともなると、しっかりママとパパの役割の区別がついています。

つまり”パパからおっぱいは出ない”ということをちゃんと分かっているのです。

パパと寝ることで、夜の間おっぱいは無しなんだなという意識を赤ちゃんに植え付けます。

添い乳をしない、授乳で寝落ちさせない

添い乳をしない、授乳で寝落ちさせないというのは夜間断乳を成功させる上で一番大切だと思います。

まず手始めに、夜間断乳を行う前に添い乳をやめてみましょう。

夜間の授乳の時も面倒ですが、起き上がって授乳をします。

私は起き上がるついでに、抱っこで寝かせられる時は抱っこで寝かすように心がけました。

それを地道に続けて夜間の授乳回数が減ってきたところで、夜間断乳に踏み切りました。

そして、夜間断乳に挑戦している間の夜の寝かしつけは絶対授乳で寝落ちさせないこと!

これが夜間断乳を成功させる上でとても効果的だったのではないかと思います。

子供が落ち着く行動を見つける

授乳以外に子供が落ち着いてくれる行動を見つけることも大切です。

これは赤ちゃんによって合う合わないがあると思うので、参考になるかは分かりませんが娘が授乳以外で落ち着いてくれる行動をご紹介します。

*手をギュと握る

*自分(ママやパパ)の顔の下に手を敷く

*ほっぺとほっぺをくっつける

*太ももをさする

*トントンしながら歌を歌う

色々試しながら、これだ!という方法を見つけてくださいね。

まとめ

今まで何度も何度も夜間断乳しようと思って挑戦はするものの、一度もうまく行ったことはありませんでした。

今回、夜間断乳がうまく行った主な要因は

*夜間断乳中にギャン泣きする我が子を”可哀想ではなく、頑張ってるね、えらいね”と思うようにしたこと。

*パパの加勢があったこと

*今までゆるゆると準備をしてきたこと

かなと思います。

いきなり今日から夜間断乳するぞ!となると赤ちゃんもビックリしてしまうので、急にストイックになれる自信のない私のようなママさんは、1ヶ月前くらいから地道に準備するのがいいのかなと思います。

あくまで私の場合ですが、その甲斐あってか夜間断乳自体はすごくスムーズにクリアできました。

これ聞いてみたい!とか、ここ分かりにくかったという部分があれば遠慮なくInstagramやTwitterでDMしてください。

全てのママの快眠を願って!笑

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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