こどもに怒鳴ってしまうのをやめたい!一冊の本から学ぶ子育てのイライラ対処法

こどもに怒鳴っては後悔する毎日を変えたい・・・

思い通りにいかない子育てについついイライラ

妊娠中は、「毎日可愛い我が子と公園行って、ご飯食べて一緒にお昼寝〜♪」なんて、頭の中お花畑な妄想を膨らませていました。

現在、上が4歳、下は2歳の絶賛イヤイヤ期。

日中は私も家事と育児の両立で余裕がなく些細なことで「そんなに怒る?」ってくらい怒ってしまいます。

そして、子供達の可愛い寝顔を見て、心の中で何度も謝るそんな毎日。

この状況から抜け出したい!それには、まず自分が変わるしかない!と思い、一冊の本を手に取りました。

キッカケは娘の「ママ笑って」という言葉

「イヤイヤ期に磨きがかかった2歳の妹」と「自分を優先してほしい4歳の姉」。

頻発する子供たちの喧嘩、あれやってこれやっての要求、加えてご飯やお風呂の準備・・・。

いつも何かに追われてイライラしている私の怒りの矛先は、自然といつも長女に向いてしまっていました。

そんなある日、怒っているつもりはなかったのですが、夕飯時で忙しく「ご飯だからお片付けして」の口調が少しキツくなってしまったときに、長女から「ママ怒ってる?」「ママ笑って」と言われ、ハッと我に返る瞬間がありました。

まだ4歳の娘に、私はこんなに悲しいセリフを言わせてしまったと、その日の夜は猛反省・・・。

けれども、日常の忙しさや子供のイヤイヤ期は、すぐに解決できるものではありません。

つまりイライラの原因は取り除くことができない。

であれば、唯一変えることができるのは自分の怒りやイライラに対する付き合い方だと思いました。

人生初のアンガーマネジメントに挑戦!

自分のイライラに向き合おうと思った私は、一冊の本を手に取りました。

それがこちら👇

子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本 [ 篠真希 ]

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感想(3件)

実は、私はこの本を読む前まで「アンガーマネジメントなんて本当に効果あるの?」とかなり疑っていました。

「元々短気な人はそう簡単には変わらない」とか、「6秒で怒りは過ぎ去るっていうけど、その6秒の間にまた子供がムカつくこと起こすんだよ!」とか、正直言うとアンガーマネジメントに対してかなり否定的な見方をしていました。

でも、この一冊を読み終える頃には、そんなアンガーマネジメントに対する否定的な意見はどこかに消えてしまい、何度も共感し、頷き、学び、最後にはちょっと泣けちゃうくらいスッと私の心に入ってきました。

今回のブログでは、そんなアンガーマネジメントを疑っていた私が、この本の中で「感銘を受けた」部分を、いくつか紹介したいと思います。

一冊の本から学んだ「こどもに怒鳴る」をやめるための心得

まずは、「怒り」の正体を知っておくこと

Q:皆さんは、怒りの正体について深く考えたことはありますか?

私は、この本を読むまで考えたこともありませんでした。

この本では、最初の章で

✅怒りはどのようにして発生するのか

✅怒りの裏側にはどんな感情が渦巻いているのか

を勉強します。

まず、怒りは「疲れやストレス、焦りなどのネガティブ感情」が溜まっていくことで発生します。

そして、それが溜まりに溜まると大爆発を起こし、「怒鳴る」という行為に変わってしまうのです。

Q:では、なぜ人は怒りが溜まると「怒鳴る」という行為に出てしまうのか?

それは、「怒鳴る」という行為は、溜まった怒りやストレスを一番手っ取り早く手放せる方法だからだそうです☝️

なので、ついつい子供を怒鳴ってしまうというのは、実は怒りのメカニズムから考えると理にかなっている行為だとも言えるのです。

「怒鳴ることは癖になる」と肝に銘じる

毎日のように子供達を怒鳴っていた私ですが、この本から学んで一番に気をつけようと思ったことがあります。

それは、「怒鳴ることは癖になる」ということです。

つまり、怒鳴れば怒鳴るほど、怒鳴りやすい人間になるということです。

皆さんも経験があると思いますが、怒鳴ると確かにそのときはスカッとするものの、その後の後味ったら最悪ですよね。

”イライラが溜まる→子供に怒鳴る→自己嫌悪”

この悪循環を断ち切るためにはまず、怒りが爆発しそうになったときに怒鳴るに変わる行為を見つけることが大事だと作者は話しています。

例えば深呼吸をしたり、一度その場を離れるなどの行為が効果的だそうです。

今日から実践できる「こどもに怒鳴る」をやめる方法

子供を怒るときに「過去と未来」をくっつけない

今回紹介したこちら本の中盤には、実際に自分の怒りをコントロールする具体的な方法が書かれています。

例えば、

  • 子供へのイライラを減らす具体的な方法
  • 怒りが爆発しそうになったときの対処法
  • 怒りを普段から軽減する、コントロールする方法

など☝️

とても分かりやすくて、すぐに実践できるものばかりでした✨

その中でも今回私が紹介したいのは、私たちは子供を叱るときによく

✅自分の理想

過去や未来

を勝手にくっつけてしまっているということです。

例えば、子供が出されたご飯を食べないという事実に、

「せっかく時間をかけて作ったから食べて欲しい」(自分の理想)

「この前好きって言ってたじゃん」(過去)

「好き嫌いせずになんでも食べて欲しい」(未来)

など、自分の理想や過去・未来への不安をくっつけて必要以上に怒ってしまっているのです。

つまり、この自分の理想や過去・未来への不安と子供がご飯を食べないという事実を切り離して考えることができれば、子供に対するイライラは、かなり軽減します。

しかし、毎日必死に子育てをしている中で、これを実践するのはなかなか難しい・・・。

と私は思いました。

そこで、そんな私が一つだけ実践しているのが、なるべく子供の今にだけ目を向けること。

またか・・と過去の不満や、将来この子が困るんじゃないか・・と未来への不安を乗っけると、きっと私はまたこの子を怒鳴ってしまう。

まだ幼稚園の娘に、過去や未来の話を持ち出しても、どうせ十分には伝わらない🤨

と割り切ってなるべく今にだけ目を向けてみるようにしています。

全部が全部そう上手くはいきませんが、「まぁいいや。」と自分の怒りが少し落ち着くことが増えたかなと思います🌼

子供の心にしっかり届く叱り方を身につける

きっと皆さんも承知だとは思いますが、怒鳴るという行為は、その時効果はあっても、子供の心に届いているか?と言われると、答えはNO。

「怒鳴る」という行為は、あくまでも私たちの怒りを発散させる行為であって、子供達に何かを「伝える」という行為ではありません。

幼少期の子供達を「叱る」ときのポイントは、

✅言うことを1つに絞る

これに限るそうです。

「この前も」「あの時も」と過去の話を持ち出したり、ついつい派生してアレコレ叱ってしまうのは、かなりの逆効果☝️

なぜなら、子供達は

結局何を注意されているのか分からなくなってしまう

からです。

子供を叱るときは、「10言えば8くらい分かるだろう」ではなく、「1言って1をキッチリ伝える」のが効果的☝️

ちなみに、この章では他にもいくつかNGな叱り方が紹介されているのですが、私ほぼ全部やっちゃってました😅(反省)

「子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本」はどこで買える?

本屋さん、Amazon、楽天で買える

「子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本」は、本体価格税込1430円で販売されています。

本体価格は、本屋さん、アマゾン、楽天どこで購入しても、値段は同じでした。

ただし、アマゾンや楽天などの通販サイトで購入する場合、ショップによっては送料が発生することもあるので注意が必要です☝️

Amazon会員は送料無料だったり、楽天はポイント還元があったりするので、いつも使っている通販サイトで買うのがお得だと思います✨

Kindle Unlimited会員は無料?!

なんと、AmazonのKindle Unlimitedに加入している方は、「子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本」を無料で購読することができます。

会員でない場合も、紙媒体でなくてもOKという方はKindleで購入して読むと税込1287円と少し安いです。

まとめ

ここまで「怒り」について色々と話してきましたが、喜怒哀楽という言葉があるように、怒りも楽しい嬉しいなどのポジティブな感情と同じく、人間にとっては必要な感情です。

なので、怒りを無くす必要は全くありません☝️それどころか、むしろ「なくてはならない」感情です☝️

例えば子供の頃から、怒りや悲しみを表に出さず我慢したまま大人になってしまうと・・・?

  • 自己否定やネガティブな感情を感じてしまう
  • 自分に強い嫌悪感を抱くようになってしまう

可能性があるそうです。

怒りや悲しみを表に出すのは、自分の心を健康に保つためにとても重要なこと☝️

なので、私たちは子供に「怒りを感じること・怒りを表現することは決して悪ではない」ということもきちんと教えなければなりません。

また怒りも大事な感情だということを理解しておけば、

自分が子供に怒ってしまった日も、子供が何かに怒っている日も、必要なことだなと少しばかり穏やかな気持ちになれるのではないかなと思います。

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