赤ちゃんがミルクを拒否する理由は?
哺乳瓶の乳首が合っていない
赤ちゃんがミルクを拒否する理由として、大抵一番にあげられるのが「哺乳瓶の乳首が合っていない」ということです。
月齢やサイズ感は合っていても、赤ちゃんにもそれぞれ好みというものがあります。
どんな哺乳瓶でも上手に飲める子は飲めますし、色々な哺乳瓶を試さないと口に合うものが見つからない赤ちゃんもいます。
赤ちゃんにも一丁前に好みとこだわりがあるのです(笑)
根気よく、乳首の形や柔らかさを変えて試してみましょう。
ミルクの味、温度が苦手
哺乳瓶の乳首と同じく、ミルクの味にも赤ちゃんの好みが現れます。
〜例えば、我が家の場合〜
- 上の子はミルクの味にこだわりがあったようで、ちょっとお高いアイクレオしか飲まなかった
- 下の子はどのメーカーのミルクを買ってもごくごく飲んでくれる
同じ遺伝子を持ち同じ環境で育てているはずなのに、人の好みというのは本当に不思議なものですね😌
また、完母育児で育ってきた赤ちゃんが初めてミルクを飲むときは、味を濃く感じるようです。
温度も生暖かい母乳に比べて、熱く感じたり冷たく感じたり。
赤ちゃんがミルクを飲んでくれない理由は、その辺にあるのかもしれませんね!
こちらも根気強く、赤ちゃんの好みを探っていきましょう。
ママがあげるから
哺乳瓶の乳首を変えてみても、色々なメーカーのミルクを試してみてもどうしてもミルクを飲まない!
そういうとき、私の娘にもありました。
[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png”]どんなに手を尽くしても上手くいかない時って、ほんと凹む・・・赤ちゃんのせいじゃないのに、もう!って怒ってしまったりして、自己嫌悪。[/say]そんな時に試して欲しいのが、ママ以外がミルクをあげることです。
何をしてもミルクを飲まなかった赤ちゃんが「パパが哺乳瓶を持ってあげた瞬間飲んだ!」という話は結構よく聞きます。
理由は、赤ちゃんの視線にママが写ったり、横向きにして授乳の体勢に入ると、赤ちゃんはおっぱいが貰えると勘違いしてしまうからです。
そんな時に、突然哺乳瓶が口に突っ込まれると赤ちゃんは怒ってミルクを拒否をします。
どんな工夫をしてもママがミルクあげると絶対に飲まないのに、パパや保育士の先生だと「この人からおっぱいは貰えない」と諦めてすんなりミルクを飲む赤ちゃんはたくさんいます。
赤ちゃんって私たちが思っているより賢いんです(笑)
なので、保育園入園前にミルクの練習が上手くいかないからとそんなに焦る必要はありませんよ☝️
保育園入園直前!哺乳瓶拒否の赤ちゃんに試してみたいミルク練習法7選
①乳首やミルクのメーカーを変える
赤ちゃんがミクルを拒否する(又は突然拒否するようになった)場合に、まず試してみたいのが哺乳瓶の乳首やミルクのメーカーを変えてみることです。
先ほどの「赤ちゃんがミルクを嫌がる理由」の章でもお話した通り、赤ちゃんにも私たち大人と同じく味覚や食感に対する好みがあります。
哺乳瓶の乳首もミルクの味もメーカーによってたくさんの種類があるので、赤ちゃんに合うものを根気強く探していきましょう。
ワンポイント
- 最初から哺乳瓶ごと買い換えると勿体無いので、まずは同じメーカーで乳首のみを交換してみよう!
- 初めてのミルクを試すときは、缶ではなくてスティックorキューブタイプのものを!(飲まなかったらもったいないので)
- 哺乳瓶とミルクの味を両方同時に変えると、拒否原因が分からなくなるのでNG。
②ミルクの温度を調整する
赤ちゃんのミルクの適正温度は、36〜40℃くらいと言われています。
しかし、今まで母乳しか飲んでこなかった赤ちゃんからすると、この温度では少し熱いと感じるかもしれません。
一度、搾乳した母乳と同じくらいの温度にして試してみましょう。
③哺乳瓶の中に母乳を入れる
ミルクの味を嫌がっている場合は、搾乳した母乳を哺乳瓶に入れると飲んでくれることがあります。
逆にそれでも飲まない場合は、哺乳瓶自体が嫌いかミルクの温度が原因という可能性が高いです。
ミルクもメーカーによって、わずかに成分や味が違います。
月齢に合ったものの中から、メーカーを替えて選び直してみましょう。
ワンポイント
ちなみに、これまで母乳メインだった赤ちゃんにとっては、どのミルクもはじめは味が濃いと感じるでしょう。
そこで試して欲しいのが、様々なミルクの商品レビューの中で、母乳の味に一番近いと好評だったグリコの「アイクレオ」です。
私の上の子もそうですが、アイクレオしか飲まないという赤ちゃんは結構多いみたいですね。
他のミルクに比べてお値段はちょっと高いですが、試してみる価値はあるかなと思います。
④空腹すぎないタイミングで与える
実は、お腹が空いていたら嫌でもミルクを飲むだろうという考えは間違い!
赤ちゃんはお腹が空きすぎると怒ってしまい、落ち着いて哺乳瓶での授乳練習ができません。
ミルクの練習中は、どちらかというと普段の授乳間隔より少し早めのタイミングで試してみるのがオススメです。
例えば機嫌よく遊んでいる時に、哺乳瓶を持たせてみると興味を持って意外とすんなり飲んでくれることもあります。
⑤ミルクを飲ませる態勢を変える
ミルクをあげるときの基本姿勢は、横抱きですよね。
しかし、この体勢になるとどうしても「おっぱいの時間だ!」と勘違いしてしまう赤ちゃんが多いのです。
例えば・・・、
- 一人座りを習得している赤ちゃんであれば、座っている態勢でミルクをあげてみる
- 床やベビーベットに寝転がせたまま、哺乳瓶を口に咥えさせてみる
といった感じで、母乳をあげるときとは違う態勢で試してみましょう。
月齢の低い赤ちゃんの場合は、ミルク後のゲップを忘れずに☝️
⑥ママ以外がミルクをあげる
ママがミルクをあげると「おっぱいが出ると思うから飲まない」というのは、よくあるミルク拒否の原因です。
赤ちゃんって本当に頭がいいですよね!笑
哺乳瓶やミルクのメーカーを変える前にまず、パパや他の人でミルク練習をしてみましょう。
運が良ければ、ミルク拒否の原因を一発で突き止められるかもしれません。
⑦スパウトやスプーンなどであげる
内容物が何であれ、そもそも哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんの場合は、スパウトやストローマグなど他の容器に入れて試してみるといいでしょう。
いつもと違う入れ物で出てくると、赤ちゃんも興味を持ってくれるかもしれません。
スプーンやコップであげてみるのもオススメです。
ミルクは哺乳瓶で飲まなければいけないという決まりはありませんし、ストローやコップを早くから使いこなせれば園生活でも役立ちます。
オススメアイテム
心配無用?!ミルクが飲めない子への保育園の対応は?
母乳に対応してくれる保育園もある
保育園によっては、完母主義のお母さんやミルク拒否・ミルクアレルギーの園児に対し、搾乳した母乳での対応に応じてくれるところもあります。
ただ、生後6ヶ月以降の健康状態に問題のない赤ちゃんであれば、ミルクを飲む練習をするよりも、離乳食を進めることに注力する保育園が多いと思います。
どちらにしても、入園前の面談や慣らし保育で先生たちと相談しながら対応を決めていくので、入園前にミクルが飲めるようにならなくても、そんなに心配する必要はありません。
プロってすごい!色々と工夫してなんとか飲ませてくれる
保育士さんは、子供たちの面倒をみるプロです。
たった数ヶ月前に母親になった私たちよりも、はるかに知識と経験を持っています。
家では何度やっても上手くいかなかったミルクの練習も、プロの保育士さんに任せておけばなんとかなることがほとんどです。
もちろん最初は園でミルクが飲めずに泣いてしまったり、それを聞いて胸が痛くなることもあると思います。
しかし、保育士の先生方はとても根気強く、あの手のこの手を使ってミルクを飲ませてくれます。
もしミルクが上手くいかなくても、月齢に合わせて他の対応を考えてくれたりもするので、一旦は安心して任せてみるといいと思います。
すぐに離乳食やお茶のみで過ごせるようになる
まず、多くの保育園は預かれる園児の月齢に規定を設けています。
その規定の中で、最も一般的なのが6ヶ月以降です。
6ヶ月以降の赤ちゃんと言うと、ちょうどミルクの量を少しづつ調整し離乳食をスタートさせる時期です。
入園前にミルクの練習をする家庭は多いですが、実際は園生活が始まるとすぐに離乳食の量も増え、数ヶ月もすればミルクは必要なくなります。
そう考えると、上手くいかないミルクの練習はスパッと諦めて、離乳食の練習に力を入れるのもいいかもしれませんね。
まとめ
子育てをしていく中で、一番最初にぶつかる大きな問題といえば「授乳」。
完母・混合・完ミどの方法であっても、母乳の分泌量が思ったように増えないとか、急に哺乳瓶を拒否しだしたりとか「授乳」には様々な問題が付き纏います。
今回はその中でも哺乳瓶拒否について取り上げてみました。
うちも上の子が長い間哺乳瓶拒否をしていたので、ミルクの練習が上手くいかない苛立ちはよくわかります。
こちらの記事が、少しでも同じような苛立ちや焦りを感じているママさんたちのお役に立てばいいなと思います。
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