これを読めば赤ちゃんの哺乳瓶拒否の原因が分かる!試して欲しい克服法も

赤ちゃんがミルクを拒否する理由は様々

赤ちゃんが哺乳瓶拒否をする理由は、様々です。

中でも代表的なのが、こちら👇

  • 哺乳瓶の乳首が合っていない
  • ミルクの味が嫌い
  • ミルクの温度が熱いor冷たい
  • ママだとおっぱいを貰えると思って飲まない

しかし、こんなに原因が考えられるとなると、どれを改善すればいいのか簡単には分かりませんよね。

また一つならまだしも、原因が複数ある場合は、なかなか哺乳瓶拒否を克服できません。

まき

実は私も上の子が長い間哺乳瓶拒否で、散々いろんな克服方法を試しました。でも、なかなか上手くいかず大苦戦。でも二人目の育児を経験して、今の私ならわかる!あの頃やってたミルク克服作戦は完全に間違っていた・・・(笑)

そんな私の経験談も含め、今回は「いかに効率よく哺乳瓶拒否の原因を見つけ、赤ちゃんにミルクを克服してもらうか」について、お話をしていこうと思います。

”消去法で見つける”赤ちゃんの哺乳瓶拒否の原因

STEP1:ママ以外がミルクをあげてみる

実は赤ちゃんがミルクを飲まない理由として、意外と多いのが「ママだから」なんです。

ママがミルクをあげようと授乳態勢(赤ちゃんを横向きにする)に入ると、赤ちゃんは「おっぱいの時間だ♡」と思ってしまいます。

そこに、想定していなかった哺乳瓶が突っ込まれると、赤ちゃんは怒ってミルクを拒否してしまいます。

なので、まずはお金のかかる哺乳瓶やミルクを買い変える前に、”ママ以外の人がミルクをあげてみる。”

これを試してみてください!

まき

私の場合、ママで飲まないならパパや他の人があげても飲むわけないじゃん!と思ってこれを試してきませんでした。でも、少し母に子供預けて出かけたある日、さぁそろそろ授乳の時間だからと帰宅すると、そこにはミルクを完飲してスヤスヤ眠る我が子・・・えっ。。。

しかし、これが原因だった場合、日中はワンオペのママがミルクをあげられないのは困ります・・・。

オススメ克服法

→ミルクをあげるときの基本姿勢を変える

ミルクをあげる時に、母乳を飲むときと同じ横向きの態勢になることで、赤ちゃんはどうしても「おっぱいの時間だ!」と勘違いしてしまいます。

それを避けるためにできるのは、

  • なるべく赤ちゃんの目線に入らないようにする
  • 横向き以外の態勢でミルクを飲ませる

ということです。

例えば、一人座りができる赤ちゃんであれば座って飲ませるのも良し!

床やベビーベットに寝転がせたまま哺乳瓶を持たせてみるのもいいかと思います。

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◇ママ以外がミルクをあげる・授乳態勢を変えても飲まない場合◇

  • 哺乳瓶の乳首が合っていない
  • ミルクの味が嫌い
  • ミルクの温度が熱いor冷たい

STEP2:ミルクの温度を母乳に近づけてみる

赤ちゃんのミルクの適正温度は、36〜40℃くらいと言われています。

しかし、今まで母乳しか飲んでこなかった赤ちゃんからすると、この温度では少し熱いと感じるかもしれません。

一度、搾乳した母乳の温度を測ってみて、同じくらいの温度でミルクを作ってみましょう。

温度が原因だとすると、哺乳瓶交換などのお金をかけずにミルクを克服できるかもしれないので、最初に試してみるのがオススメです。

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◇温度を調整しても飲まない場合◇

  • 哺乳瓶の乳首が合っていない
  • ミルクの味が嫌い

STEP3:哺乳瓶または乳首を変えてみる

赤ちゃんがミルクを飲まなくなると、まず真っ先に試してみたくなる哺乳瓶や乳首の交換。

私も上の子が生後3ヶ月頃に哺乳瓶拒否を始め、散々色々な哺乳瓶を試しました(笑)

おかげで下の子の時は買い足さずに済みましたが、結構お金がかかった記憶があります。

まき

ちなみに私の場合、原因は哺乳瓶ではなかったようで、結果は惨敗でした。なので、一番最初に哺乳瓶を疑うのはオススメしません。

最近の哺乳瓶には本当にたくさんの種類があって、その中から我が子のお気に入りの哺乳瓶を見つけるのは至難の技です。

赤ちゃんにも一丁前にそれぞれ好みやこだわりがあり、どんな哺乳瓶でも上手に飲める子は飲めますし、なかなか口に合うものが見つからない赤ちゃんもいます。

オススメ克服法

そこで、ここでは哺乳瓶選びのコツをご紹介しておきます☝️

  • 素材や見た目は母の好みでOK
  • 赤ちゃんにとって何より大事なのは哺乳瓶の「ニップル」
  • ニップルの穴は月齢に合わせて適正なものを選ぶ(新生児は丸穴、吸引力が付いてきたらスリーカット、グビグビ飲める子はクロスカット
  • ニップルの素材は赤ちゃんの好みが出やすい

個人的に、特に哺乳瓶拒否に関係しているかなと思うのは「ニップルの素材」です。

例えば、熱に強く耐久性も高いシリコンで出来たニップルはゴム特有の匂いがせず、ほとんどの製品で電子レンジ、食洗機、煮沸、薬品などの消毒が可能なので、ママたちにも人気です。

しかし、ママの本物の乳首に比べるとかなり硬いという欠点があります。

赤ちゃんが哺乳瓶を咥えた時にこれを嫌う場合は、ニップルの素材を天然ゴムに変えてみるといいでしょう。

天然ゴムは硬めのシリコンに比べて、柔らかく本物の乳首の感触に似ています。

一方で、ゴムのにおいを感じて嫌がる赤ちゃんもいますし、熱に弱く耐久性が低い点というデメリットもあります。

「乳首の感触VS匂い」これが赤ちゃんによって大きく好みが分かれる点かなと思います。

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◇哺乳瓶や乳首を変えても飲まない場合◇

  • ミルクの味が嫌い

STEP4:ミルクのメーカーを変えてみる

哺乳瓶の乳首と同じく、ミルクの味にもそれぞれ赤ちゃんの好みがあります。

〜例えば、我が家の場合〜

  • 上の子はミルクの味にこだわりがあったようで、ちょっとお高いアイクレオしか飲まなかった
  • 下の子はどのメーカーのミルクを買ってもごくごく飲んでくれる

同じ遺伝子を持ち同じ環境で育てているはずなのに、人の好みというのは本当に不思議なものです😌

ミルクの味を嫌がっている場合は、搾乳した母乳を哺乳瓶に入れると飲んでくれることがあります。

逆にそれでも飲まない場合は、他に原因がある可能性が高いです。

ミルクも商品によって、わずかに成分や味が違うので他のものを試してみましょう。

オススメ克服法

ミルクのメーカーを変える時に注意したいのがこの3つ☝️

  • 月齢にあったものを買う
  • 初めてのミルクを試すときは、缶ではなくてスティックorキューブタイプのものを買う(飲まなかったらもったいないので)
  • 哺乳瓶とミルクを両方同時に変えない(ミルクを拒否している原因が分からなくなるのでNG)

また、これまで母乳メインで育った赤ちゃんは、どのミルクであってもはじめは味が濃いと感じるでしょう。

様々なミルクの商品レビューの中で、母乳の味に近いと一番好評だったのはグリコの「アイクレオ」でした。

私の上の子もそうですが、アイクレオしか飲まないという赤ちゃんは結構多いみたいですね。

他のミルクに比べてお値段はちょっと高いですが、試してみる価値はあるかなと思います。

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◇ミルクの味を変えても飲まない場合◇

  • 思い切って哺乳瓶で飲ませるのをやめてみる?!

STEP5:哺乳瓶をやめる

ここまでくると、もう最終奥義です(笑)

中に何が入っていようと(母乳、水、お茶など)哺乳瓶自体を嫌がる赤ちゃんの場合は、スパウトやストローマグでミルクを飲む練習をしましょう。

どちらも5~6ヶ月から使えますし、離乳食をスタートさせる準備にもなります。

このころになると、赤ちゃんは食べ物に興味を示し始め、離乳食へと移行していきます。 スパウトは離乳食の準備もかねて使い始めると良いでしょう。

いつもと違う入れ物で出てくると、赤ちゃんも興味を持ってくれるかもしれません。

スプーンやコップであげてみるのもオススメです。

ミルクは哺乳瓶で飲まなければいけないという決まりはありませんし、ストローやコップを早くから使いこなせれば園生活でも役立ちます。

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まき

それでもダメだったら・・・?諦めて完母にするか、ミルクを練習しなければならない環境の方はもう一度最初から根気強く試してみましょう!

実は間違い?!ミルク練習の時にしてはいけない3つのこと

1.お腹が空いている時にミルクをあげる

実は、お腹が空いていたら嫌でもミルクを飲むだろうという考えは間違いなのです。

「ママお腹が空いたよ〜おっぱい飲みたいよ〜(泣)」と思っている時に、慣れない哺乳瓶を差し出されると赤ちゃんは大激怒!

ミルクを飲むどころか、大泣きして哺乳瓶の練習どころではありません。

ミルクの練習中は、どちらかというと普段の授乳間隔より少し早めのタイミングで試してみるのがオススメです。

例えば機嫌よく遊んでいる時に、哺乳瓶を持たせてみると興味を持って意外とすんなり飲んでくれるかも・・・?

2.一気に色々試してみる

赤ちゃんがミルクを拒否する理由は様々です。

哺乳瓶が嫌、ミルクの味が嫌、授乳環境が落ち着かないなど。(もはや気分の時だってあります)

ママは赤ちゃんに少しでもミルクを飲んでもらいたいがために、原因をあれこれ頭で考えてとりあえず全部試してみよう!と思います。

しかし、哺乳瓶もミルクのメーカーも授乳環境も一気に変えてしまうと、それでもやっぱり飲まなかった時に何がダメだったのかということが全く分かりません。

まき

つまり、手がかりがゼロになるということだね・・・

赤ちゃんの哺乳瓶克服はまるで実験。

焦らず一つ一つ試していくことこそが、克服成功への近道だと思います。

3.大人が正解を決めつける

例えば、私たち大人が普通に考えると、ミルクを飲む時はなるべく静かな環境で集中させてあげたほうがいいだろうと思いますよね。

しかし、赤ちゃんの中には、静かな環境よりもテレビが付いていたり音楽が流れていたり多少騒がしいほうがミルクを飲みやすい子もいます。

ミクルの温度や授乳態勢も同じで、こんな格好では飲みにくいだろうと思っていても、その子にとってはその態勢がしっくりきていることもあります。

つまり、大人が思う正解=赤ちゃんにとっての快適ではないということです。

ミルクの練習をする時は、そのことを念頭において取り組んでみると良いと思います。

まとめ

哺乳瓶拒否は、ある日突然やってきます・・・。

私自身も上の子が3~4ヶ月の頃に、突然ミルクを飲まなくなった日をよく覚えています。

混合育児だったものの、半分くらいはミルクが授乳の割合を占めていたので、お腹が空いていないか、栄養は足りているのかとても不安な日々を過ごしていました。

初めての育児だったので、ネットに買いてある哺乳瓶拒否の克服法を片っ端から試しましたが、結果は惨敗。

しかし、今になって振り返ってみると、やり方が良くなかったのだと気づきました。

あの時の奮闘と反省を振り返りながら今回の記事を書いてみたので、同じく哺乳瓶拒否に悩んでいるママはぜひ試してみてくださいね( ^∀^)

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