出産するともらえるお金とは?
出産一時金
出産をすると加入している健康保険組合から全員一律で42万円を受けることができます。
国民健康保険に加入している方は国民健康保険組合から、ご自身又は旦那さんの勤務先の社会保険に加入している方はその健康保険組合から支給されます。
病院が直接、出産費用の42万円分を健康保険組合に請求する直接請求制度を使って手続きをする方がほとんどです。
つまり病院側は、この42万円を差し引いた金額を退院時に請求しているということです。
[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png” from=”right”]他の方法もあるけど、直接請求制度が一番簡単で手間がかからないわよ。[/say]保険金
出産の際に帝王切開をしたり、妊婦高血圧症候群などの異常妊娠により入院した場合は、任意でご自身が加入されている生命保険(例:第一生命、日本生命など)から保険金がおりる場合があります。
[memo title=”注意”]今回このブログでお話しする保険金とは、任意でご加入されている生命保険からでる保険金のことです。先程説明した42万円の出産一時金とは別物ですので、混同しないように気をつけてください。[/memo]出産で保険金って降りるの?
[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png”]出産で医療保険から保険金がおりるのってどんな時?[/say]健康保険が適応される場合
加入の生命保険から保険金がおりるかどうかを判断する一つの基準となるのが、該当の医療行為(手術や治療)に健康保険が適応されるかどうかということです。
基本的に出産は病気ではないため、病院の受診は健康保険適応外となります。
[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png” from=”right”]だから妊婦検診も自費で払うのね。いくらか自治体から補助は出るけど、計14回の健診となると結構お金がかかるわよね。[/say]しかし・・・
妊娠に関わる治療の中でも、健康保険が適応されるものがいくつかあります。
医師が異常妊娠と判断した場合
基本的に実費となる妊婦検診ですが、例外として保険適応となる診察・治療があります。
- 切迫流産、切迫早産
- 妊婦高血圧症候群
- 重度のつわり
- 妊婦糖尿病
- その他医師が異常妊娠と判断したもの
つまり、妊娠に何かしらの問題があり医師が正常な状態ではないと判断した場合、それらの健診や治療・入院に関しては保険適応となります。
保険適応されている場合、治療のための手術や入院費に関して加入の医療保険から保険金がおりる可能性が高くなります。
あなたも保険金が貰えるかも?
まずは保険内容をチェック
生命保険や医療保険の補償内容は、人それぞれです。
保険会社やプランによって色々な種類があり、死亡時の保証のみで入院や手術では保険金がおりないものもあります。
さらに、
・入院は5日以上から請求可能
・手術費が出るのは年に〇回まで
など、この場合は保険金が出る、こんな場合は出ないと細かい取り決めがたくさんあります。
[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png” from=”right”]例えば死亡保険しかついてないのに、異常妊娠で入院したからといって入院費を請求しても保険金はおりないわよね。[/say]このように人によって保障内容が違うので、自分の加入している保険の内容についてしっかり理解をしておくことが大切なのですね。
★チェックするポイント
- 入院時の補償
- 手術給付金
- 女性疾患特約など
退院時の領収書をチェック
出産に関する入院をした後は、必ず退院時の領収書をチェックしましょう。
チェックする点は以下の2点。
- 保険点数が付いているか。
- 分娩介助費ではなく、手術費として請求されているか。
通常自然分娩の場合は分娩介助費として請求されていますが、帝王切開の場合は手術費として請求されます。
つまり帝王切開の場合は保険金がおりる可能性が高いというわけですね。
会陰切開でも保険金がおりるって本当?!
会陰切開では保険金がおりない場合
- 切開ではなく自然に避けた
- 会陰部のみを切開した程度
- 分娩介助費として請求されている
- そもそも保険に手術給付金が付帯されていない
会陰切開のみでも保険金がおりる場合
- 会陰部から肛門にかけて広範囲を切開した
- 分娩介助費ではなく手術費として請求されている
- 保険に手術給付金が付帯されている
会陰切開を分娩介助として扱うか、手術として扱うかは産院の先生によって異なります。
保険請求をするには、「分娩介助費」ではなく「手術費」として請求されていることが審査の基準の一つとなります。
請求書を見れば分かるので皆さんも一度チェックしてみましょう。
最後に
保険の補償内容は人によってそれぞれです。
今回私が加入していた医療保険では、会陰切開が手術として認められ「手術給付金」がおりました。
保険会社や補償内容によって必ずしも会陰切開で保険金がおりる訳ではありませんので、ご注意下さい。
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