都心と田舎の二拠点生活
現在、私たち家族は東京都内と山口県内で長距離二拠点生活を送っています。
会社は東京にありますが、職業柄長期で不在にしても支障がないため、私たちの地元である山口県で年の半分を過ごしています。
どちらの家も賃貸なので、単純に家賃は二倍。住んでいない間も電気や水道の基本料金はかかります。
二拠点生活の最大の難点はこれですね。
ただし、家が二つあるというのは悪いことだけではなく、それぞれの家に違った魅力があります。
ということで今回は、「都内のマンション」と「田舎の平家」についてお話していこうと思います。
家賃と間取りの比較
東京都内:1SLDK /18万
- 間取り:1SLDK
- 築年数:17年
- 家賃:18万
- 駐車場:1台無料
東京の家は目黒区と品川区の間にあり、3つの沿線を利用できる便利な場所にあります。
大きな商店街が2つも徒歩圏内にあるので、買い物や外食には困りません。
また比較的待機児童も少なく、公園などの整備も行き届いているのが子育て家庭には魅力的です。
人口も多く流行にも敏感な場所なので、美味しい居酒屋やおしゃれなカフェもたくさんあり、子育て環境が良いだけでなく、大人も住んでいて楽しいエリアです。
その代わり、家賃相場は都内23区の中でも高い方で、間取りは1SLDKで家賃は18万円。
1人は赤ちゃんといえ、4人家族にはかなり手狭な物件です。
下関市内:3SLDK /11万
- 間取り:3SLDK+庭
- 築年数:37年(H29年にフルリノベーション済み)
- 家賃:11万
- 駐車場:2台無料(来客時3台駐車可)
山口県の家は、最寄りの駅まで徒歩25分とかなり遠いので、基本電車を使うことはありません。
住宅街の中にあるので、最寄りのスーパーやコンビニへも基本車で行きます。
近くに大型のショッピングセンターがあるので、買い物や休日のお出かけには困りませんが、周りにそれ以外の商業施設がないので、次第に子供たちも飽きてしまいます。
しかし、車をほんの10分走らせると自然の川や綺麗な海もあるので、夏は最高です!
東京の家の3倍の広さで、家賃は2分の1。
生活費が安く住むのも田舎暮らしの魅力です。
都会では味わえない平家暮らし
憧れの平家暮らし
今まで山口にいるときは、私の祖父が住んでいた古い空き家で暮らしていたのですが、先月とても気に入った物件があり、お引っ越しをしました。
普段東京では1SLDKの狭いマンションに家族4人で住んでいるので、田舎では多少不便な場所でも広くて大きな庭付きの一軒家に住みたいと思っていました。
私たちが新居に選んだのは、築年数は古いですが数年前にフルリノベーションされた平家。
閑静な住宅街の中にあり、大きなお庭があって、子供を育てるには最高の環境だと思いました。
子育てをする上で、平家の良いなと思うところは、段差が少なく危険が少ないところと掃除がしやすいところです。
また、普段いることの多いキッチンから、リビングと子供部屋の様子が見渡せるところも気に入っています。
カフェ風リノベーション物件
私たちのお家は築年数自体は新しくはないのですが、数年前にフルリノベーションをした物件です。
キッチン、トイレ、お風呂などの水回りも新しいものに交換されていますし、何よりオーナーさんこだわりの内装がとてもオシャレで生活もしやすく気に入っています。
中でも、キッチンダイニングはカフェ風のリノベーションになっており、来客があるとみんなに「すごく良いね」と言ってもらえるお気に入りの場所です。
主婦は、日常の多くの時間をキッチンで過ごすので、キッチンまわりの雰囲気は大切ですよね。
虫との共存でたくましく育つ?!
平家の周りはぐるっとたくさんの木が植えてあります。
目隠しの意味合いもありますが、家の周りに緑がたくさんあると癒されますよね。
特に夫は家で仕事をする人なので、仕事部屋の窓から緑が見えるのをすごく気に入っています。
ただし、木がたくさんあるということは虫もたくさん寄ってきます。
アリ、ダンゴムシ、カメムシ、クモ、ハチ、Gさんも時々・・・
リノベーション物件は一見新しく見えますが、築年数自体は古かったり、人が住んでいなかった期間が長いものもあるので、住みはじめは虫対策に大忙しでした。
私はわりと虫が平気な方なのですが、都会生活の長い夫と娘は小さい虫さえ触ることができません。
いつも家に入ってきた虫を外に追い出すのは私の仕事です。
田舎生活で少しは虫に慣れて、たくましく育って欲しいものですね。
まとめ【それぞれの魅力と欠点】
東京のマンションの魅力と欠点
●魅力●
- 交通の便がいい
- 買い物やお出かけに困らない(選択肢が多いので飽きない)
- オシャレなお店や美味しい居酒屋が徒歩圏内にたくさん
- オートロックでセキュリティはバッチリ(管理人在中)
- 景色が良い
- 夏は涼しく冬は暖かい(床暖あり)
○欠点○
- 家賃が高い
- 狭い
- 立体駐車場が止めにくい
山口の一軒家の魅力と欠点
●魅力●
- 家賃が安い
- 広い
- 家の前に2台駐車できる
- 子供が気にせず走り回れる
○欠点○
- 車がないと生活できない
- 徒歩圏内には何もない
- 虫が多い
- 夏は暑くて冬は寒い
家と子育て
こうして見てみると、東京のマンションにも、山口の平家にもそれぞれの魅力があります。
どちらをより魅力的に感じるかは人によって違うと思いますが、両極端の生活を経験できるというのは二拠点生活の面白いところです。
どちらの家での生活も経験した上で、最近強く感じるのが「子供を育てる上での家の重要さ」です。
ママが家事がしにくい、子育てがしにくいと感じる家に住んでいると、大変な子育てがさらに大変になり、ストレスも倍に。
子供は大人のイライラやストレスを敏感に感じ取るし、伝染もしてしまいます。
こういった悪循環が起こってしまうので、家というのは子育てをする上ですごく重要だと思うのです。
家族構成や子供の成長に合わせて、少しづつ自分なりに「子育てがしやすい家作り」を目指していきましょう!
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