2泊3日のマタニティ鹿児島旅行〜宿編〜

妊婦さん・マタニティでも旅行に行きたい!!5ヶ月〜7ヶ月の間は安定期に入る上に、まだそこまでお腹も重たくないため妊婦さんが旅行するにはもってこいの時期と言えます。今回私たちは、旦那の兄夫婦が住む鹿児島へ2泊3日の旅行に行ってきました。※もちろんご自身の体調や赤ちゃんの様子は人それぞれなので、旦那さんやお医者さんに相談は必須ですよ。

前回は妊婦でも楽しめるオススメの観光スポットについてご紹介しましたが、今回の記事では私たちが宿泊したホテル・民宿についてご紹介します。

2泊3日のマタニティ鹿児島旅行〜観光編〜

霧島温泉・霧島ホテル

今回私たちが初日に宿泊したのは、鹿児島空港から車で約30分、宮崎県との県境に位置する霧島ホテルです。霧島という地は坂本龍馬が奥さまと新婚旅行でお訪れた土地として有名なんですよね。

霧島温泉は、温泉大国である九州の中でも有名な温泉地で、宿泊施設もたくさんありますが、中でも霧島ホテルは森林の生い茂る山奥に位置しており、日頃の疲れを癒すには最高の立地です。そんな霧島ホテルの3つの魅力についてご紹介します。

魅力①ニーズに合わせて選べる客室

霧島ホテルには、ニーズに合わせてそれぞれコンセプトの違う三館があります。

《高千穂館》落ち着いた雰囲気と広々としたお部屋が人気の、上質を楽しむ客室となっています。景色もよくお部屋も広いですが、お値段ももちろん一番高いです(笑)

《東館》全室南向きの明るい和室でスタンダードなお部屋です。カップルや夫婦にはオススメの客室です。ちなみは私たちもこちらに宿泊しました。せっかく温泉なので雰囲気を味わうために和室を選びました。

《西館》ツイン又はシングルの洋室となっています。西館にはエレベーターがなく階段での利用となりますが、大浴場や食事場に近いようです。ひとり旅や寝室はベットが良いという方にオススメの客室です。

魅力②バラエティ豊かな大浴場

霧島ホテルの魅力といえば、なんと言っても九州屈指と言われる大浴場です。控えめに言ってめちゃくちゃ広いです。大浴場には14種類もの温泉があり色んな種類のお風呂が楽しめます。立って入る立ち湯や打たせ湯に、もちろん露天風呂もあります。ちょっとしたレジャープール並みの広さで、子供から大人まで楽しむことができます。

そして霧島ホテルの大浴場の素晴らしいところは、広さだけではありません。霧島ホテルの大浴場ではなんと4種類もの泉質を味わうことができます。慢性皮膚炎や糖尿病に効く硫黄泉、神経痛や疲労回復に効く明礬泉、冷え性や打ち身に効く塩類泉、関節痛や疲労回復に聞く鉄泉の4つを一度に味わうことができます。

大浴場は、時間によって女湯、男湯、混浴と分かれています。ちなみに男湯ゾーンは一見かなり狭く見えますが、実際混浴ゾーンは女の人は行かないので、男性の方が行けるゾーンの方が多いと思います。もちろん女性の方も混浴ゾーンも女性専用になる時間帯があるので、色々な種類の温泉が楽しめます。

魅力③鹿児島ならではの美味しい夕飯

霧島ホテルでは、鹿児島ならではの山と海の幸を味わうことができます。新鮮なお刺身や、黒豚のしゃぶしゃぶは東京ではなかなか味わうことのできない貴重な料理でした。ちなみに夕食だけでなく、バイキング形式の朝食もとても美味しかったです。

妙見温泉・楽園荘

2日目の宿に選んだのは、ホテルでも旅館でもなく民宿です。旦那の田舎!!っていうのを存分に感じたいという強い希望のため、山奥にある妙見温泉・民宿楽園荘にお邪魔しました。

魅力①田舎暮らし体験ができる

楽園荘は食事は提供しておらず、素泊まりプランのみの民宿です。日にちやお部屋にもよりますが、1泊1人約2800円〜で泊まれます。

客室は、一軒一軒が田舎の長屋みたいになっており、キッチンが付いているので調理可能です。まさに自分の家のように田舎暮らし体験ができるようになっています。キッチンには鍋やおたま、食器、冷蔵庫、炊飯器、やかん等も置いてあり、食材のみ準備すれば普通に生活ができるようになっています。客室は古いですが、綺麗に掃除されており、トイレも温水便器付きの洋式でした。また離れの客室にはシャワーはありませんが、温泉が付いています。

魅力②バーベキューセットの貸し出し有

楽園荘では、キッチンを使って簡単な自炊を楽しむことが出来ますが、他にもバーベキューセットの貸し出しもしています。バーベキューセットには、炭、着火剤、チャッカマン、網、LED電気、椅子、テーブルが含まれており1000円で用意してくれます。予約時に電話かメールで貸し出しの準備をお願いできます。

わたし達も、チェックイン前にお肉屋さんとスーパーで買い出しを済ませ、星空の下でバーベキューを楽しみました。東京に住んでいると気軽に自然の中でバーベキューをするチャンスはは無いのでとても良い思い出になりました。お子さんも喜ばれると思いますよ。

魅力③硫黄が効いた美肌温泉

楽園荘には部屋に付いている源泉のお風呂のほかにも、大浴場があります。この大浴場は、手前の少し緩いお風呂と、奥のアッツアツのお風呂の2つのみですが、24時間利用でき、時間帯によっては貸切状態で楽しめます。シャンプーやタオルはありませんが、チャックインの時に受付で無料貸し出ししています。

妙見温泉の泉質は、炭酸水素塩泉というもので、リウマチや神経痛、アトピーに効くと言われています。温泉に入ったあとは、お肌がとてもツルツルになって普段はすぐに化粧水をつけないと顔がパリパリしますが、温泉に入った日はしっとりしていました。

また、楽園荘の温泉は地元の方々にも湯治として愛されており、翌朝温泉に入りに行った時には、毎日2回は訪れるというおばあちゃんにお会いしました。腰が悪いらしく、病院と思って来ているそうです。1回200円で宿泊客以外も入れるそうですよ。

ホテルvs民宿

ホテルの良いところは、やはり客室も綺麗でお食事もご当地の食材が味わえ、美味しいところですね。ただ大浴場は夕食後などの時間帯はかなり混雑しています。霧島ホテルに関しては大浴場がかなり広いので人の多さはあまり気になりませんでしたが。

一方民宿の良いところは、都会から来た人は田舎暮らしを堪能できる点と、なんと言っても宿泊料がホテルより格段に安いという点ですね。東京在住でお子様に田舎暮らしを体験させたい方や、カップルや夫婦でも多少の古さは大丈夫という方には民宿はオススメです。ただし虫が駄目な人は、山奥の民宿はやめておいた方がいいと思います。見たことのない足の長い蜘蛛や蛾がたくさん寄ってきます。(笑)虫除けスプレーは必需品です。

家族やご自身のニーズに合わせて選んでみてください。日程が2日以上ある方はどちらも泊まってみるといいと思います。ちなみに鹿児島県内は広いですし、東京と違って車社会なので空港乗り捨てのレンタカーを借りて移動するのがオススメです。

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