まず妊娠初期とは?
妊娠初期とはいつからいつまで?
妊娠初期と言われるのは、週数にすると妊娠0週〜15週までの期間を指します。
一般的に病院できちんと妊娠が確認できるのは、6週〜7週(妊娠2ヶ月半)頃。
つまり、この時点で妊娠初期と言われる期間は半分過ぎています。
着床確認後、赤ちゃんの心音を確認することができると、それぞれの自治体から母子手帳が発行され、それ以降妊婦検診に通うことになります。
妊娠初期は流産の可能性が高い?
妊娠初期は、流産の可能性が最も高い時期です。
流産の中でも妊娠12週頃までに起こる流産を【初期流産】と呼び、原因のほとんどが染色体異常です。
これが原因である流産に関しては、パパもママも気をつけようがありません。
まさしく、生命が宿る瞬間は奇跡ということです。
[kanren id=”1053″]安定期に入るまではパパも最新の注意を!
安定期とは、一般的に妊娠5ヵ月(妊娠16週)に入ってからの時期を言います。
安定期に入ると、流産のリスクは格段に下がります。
また個人差はありますが、つわりも落ち着いてくるママが多いです。
それまでの間、パパはママの体調の変化を見逃さないように気をつけながら過ごしましょう。
妊娠初期に出血やお腹の張り、痛みなど少しでも異変を感じれば、定期妊婦検診や電話などで主治医に相談してください。
妊娠初期に起こるママの体の異変
悪阻(つわり)
これは、妊娠初期の症状として最も代表的なものですね。
早い方は妊娠5〜6週頃から始まり、「なんだか最近気持ち悪いな」という体の異変から妊娠に気づく方も多いです。
つわりのピークは、一般的に8〜10週頃と言われています。
そして12週から安定期にはいる16週までに、徐々に症状が軽くなり、ママはつわりから自然に開放されていきます。
ただし、この週数はあくまで目安であり、妊娠症状の中でも特につわりの程度と期間はかなり個人差が出ます。
ほとんどつわりを感じなかったママ、病院での点滴が必要なほど重度なママ。
安定期に入る前につわりが終わったママ、出産までずっとつわりが続いたママ。
あなたの奥さんのつわりがどの程度かというのは、本人である奥さんにしか分かりません。
奥さんが辛そうにしていれば、家事を積極的に変わったり、休息を促したりしてサポートしましょう。
つわりの対処法
- 空腹時はムカつきを感じやすくなるので、お腹が空く前にこまめに食べる。
- 嘔吐により脱水症状になりやすいので、水分補給に気をつける。
- 歯ブラシを小さいものに変える。(歯医者さん曰く、歯磨き粉の味が気持ち悪い方は、水だけで磨いてもOKだそう。)
乗り物酔い
妊娠前は乗り物酔いをしなかったのに、妊娠してから急に乗り物に弱くなったという話はよく聞きます。
お医者さん曰く妊娠中と乗り物酔いに直接的な因果関係はないそうですが、ホルモンバランスの崩れやつわりの影響で乗り物に弱くなるそうです。
一番は乗り物を避けることですが、もし乗り物に乗る際は、奥さんに以下の対処法をアドバイスしてあげてください。
車酔いの対処法
- 車に乗る際は、窓を開けてなるべく遠くを見て過ごす。
- つわり中は匂いに敏感になるので、人が密集する電車や飛行機の機内ではマスクを着用する。
- スマホをいじったり、読書をすることは避ける。
- 飴やガムを口に入れておく。
肌荒れ
妊娠中はホルモンバランスの崩れなど様々な理由により、肌トラブルを引き起こしやすくなります。
ホルモンバランスの崩れが肌荒れの原因である場合、妊娠5か月頃には落ち着く場合が多いです。
間違っても、ママに最近肌の調子悪いね。なんて心ない言葉をかけないように気をつけましょう。
肌荒れの対処法
- スキンケア用品を低刺激なものに変える。
- 美白・アンチエイジング用の化粧品は避ける。
- こまめな水分補給を心がける。
- 正しい食生活をする。
睡眠不足
妊娠初期は辛いつわりや精神的な不安から、ママは睡眠不足に陥りやすくなります。
妊娠初期はまだお仕事をされているママも多く、寝不足は身体的にも精神的にも大敵。
出勤前はママがなるべくゆっくりできるように、朝の家事は積極的に手伝いましょう。
睡眠不足の対処法
- 眠れる時に小分けにして睡眠を取る。(お昼休憩や移動時間など)
- 抱き枕を使うなど、寝やすい体勢や環境作りをする。
まとめ
妊娠初期には様々なマイナートラブルがママを襲います。
初めての妊娠で、ママもいろんな自分の体の変化に驚き戸惑っているに違いありません。
そんな時こそパパの出番!!
家事を積極的にするも良し。
親身に話を聞いて精神的に支えるのも良し。
こんな記事があったよ!とママに妊娠初期の情報や対処法を教えてあげるのも良し。
自分の体に起こっていることではないから分からないと、無関心になってしまうのが一番NG!
ママのお腹で育っていますが、お腹の赤ちゃんは正真正銘2人の子供。
パパもできることを探して、妊娠中から積極的に育児に関わっていきましょう。
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