【実体験】上の子は幼稚園、下の子は保育園に通うのは可能?デメリットや送迎時の工夫も!

上の子は幼稚園、下の子は保育園は可能?!

もちろん可能です!実は意外とたくさんいる?!

まず気になるのは、上の子は幼稚園で、下の子は保育園に通うのは可能なのかということです。

答えは、もちろん可能です!

兄弟(姉妹)で別々の幼稚園と保育園に通う理由は様々ですが、

  • 幼稚園に通わせたかったので、上の子を3歳になったタイミングで幼稚園に転園させた
  • 上の子が幼稚園に入園後、再就職を考えて下の子は保育園に預けた

など、教育的観点やママの就業形態の変化が関わっていることが多いです。

我が家の場合は、上の子は2歳までしか通えない認可外保育園に通っており、3歳から転園できる保育園を探していましたが、保育園は基本的にそのまま2歳児クラスが3歳児クラスに上がるため新しく3歳児を受け入れる枠がほとんどありませんでした。

そこで家から一番近い幼稚園に見学に行ってみると、毎日17時までの延長保育があり、2号認定を取ればその延長保育代も無償化の対象となることを知りました。

上の子と下の子が同じ保育園に通える可能性はかなり低かったですし、どうせ違うなら上の子は見学でも印象の良かった幼稚園に通わせることにしました。

最近の幼稚園は働いているママも多数

世間一般的に幼稚園は働いていないママ、保育園は働いているママが利用するというイメージが強いため、この両方を兄弟で別々に利用するのは不可能だと思っていた方も多いのではないでしょうか。

しかし最近では、国が進めている幼保一体の政策で、幼稚園でも延長保育を行っているところがほとんどです。

これにより、働いているママでも幼稚園という選択肢を持てるようになりました。

実際、私も上の子の幼稚園では、先生から「全体の3~4割が延長保育を利用している」と聞きましたし、「私も働いてるから延長保育組だよ」というお母さんにもたくさん会いました。

今回の保活を通して、昔のように働いている人は保育園、働いていない人は幼稚園という考え方はもう古くなってきているんだなと改めて感じました。

下の子の保育料はもちろん半額に

上の子が保育園ではなく幼稚園に通っていたとしても、二人目の保育料は半額となります。

実は私はこの二人目の保育料半額制度が、上の子が幼稚園に行くと受けられないと勘違いしていて・・・。

市役所の担当者に問い合わせたところ、上の子が保育園、幼稚園、こども園、その他の保育所のどこに通っていても二人目の保育料半額制度に影響はないそうです。

しかし、下の子が一部の認可外保育園に通う場合は、この制度が適応されないことがあるそうなので注意が必要です。

上の子は幼稚園、下の子は保育園って大変そう!デメリットは?

子供の行事で休まなければならない日が増える

兄弟で違う幼稚園と保育園に通う場合のデメリットとしては、幼稚園と保育園では行事の日程にズレがあるため、子供の行事で仕事を休まなければならない日が増えるということです。

仕事に復帰したばかりなのに、たくさんの行事ごとで仕事を何度も休むのは気が引けるというお母さんも多いと思います。

ですが、幼稚園や保育園の行事は子供達の園生活や成長を覗ける貴重な機会。

できれば全て出席したいですよね!

家族で話し合って、パパとママで参加する行事を分けたり、協力しあっていきましょう。

幼稚園は長期休みが多い・・・(これが一番痛い!)

幼稚園には、春休み・夏休み・冬休みと約2~3週間の長い休みが年に3回ほどあります。

もちろんこれに加えて、正月休み・盆休み・ゴールデンウィーク・シルバーウィークがプラスされます。

保育園にも、もちろんお正月などの纏まった休みはありますが、幼稚園のように〇〇休みという長期間の休みはありません。

共働きの家庭が、子供を幼稚園に入れる際に考えなくてはならない最大の懸念点かなと思います。

私の上の子が通う幼稚園には、長期休み中も預かり保育といって希望者は登園をすることができます。(給食もおやつも出るのでとてもありがたい✨)

しかし、普段の保育料とは別に料金がかかりますし、これが割と高いんです・・・。

また、預かり保育を含めてもやはり保育園に比べると休みが多いので、フルタイムで働くママは大変だと思います。

実家に子供をお願いできたり、パパもお休みを取りやすい環境だと助かりますね!

送り迎えが大変

上の子と下の子が違う園に通っていると、やはり大変なのが送り迎えです。

園と園の距離が遠いと尚更ですよね。

朝から子供の機嫌が悪い時もありますし、幼稚園や保育園に行きたくない!!と駄々をこねる日も。

そんな日は、同じ保育園だったらどんなにいいだろう〜と思ってしまいます。

また、それぞれの園に登園時間と降園時間の縛りがあるので、どうしても時間に追われバタバタと送迎する日々です。

上の子は幼稚園、下の子は保育園でも工夫次第で乗り越えられる

工夫1:時間の決まりが厳しい方から送る

幼稚園と保育園を比べてみると、登園や降園時間の縛りは幼稚園の方が厳しい場合が多いです。

なので、幼稚園の送迎時間を軸に2つの園の場所や送迎ルートを考え、最後に保育園の送迎時間を決めることをオススメします。

私の場合は、自宅から遠い保育園(下の子)から先に送り、次に幼稚園(上の子)を送ります。

理由は、

  • 幼稚園は8:30~9:00に登園と指定があるので、先に上の子を送ってから下の子を送ると就業時間が遅れてしまうこと
  • 下の子の保育園は園の目の前が駐車場なのに対し、幼稚園は駐車場から少し徒歩で坂を登るので、その際に下の子を連れていると大変だから

です。

このように園の登園・降園時間に加えて、駐車場から園までの距離なども考慮して決めると良いでしょう。

工夫2:行きは幼稚園バスを利用する

幼稚園のバス停が近くにあれば、上の子は幼稚園バスを利用して登園するのも一つの手です。

実際、出勤時間に合わせて「夫は下の子を保育園に、妻は上の子をバス停まで送ってそれぞれ出勤」という風に、役割分担をして負担を軽減している家庭も多いです。

ただし、幼稚園バスは年度毎にルートや乗る時間が変更になったりするので注意が必要です。

工夫3:持ち物の準備や連絡帳の記入は夜のうちに

幼稚園や保育園の毎日の持ち物、連絡帳の記入は前日のうちに済ませておきましょう。

検温や朝ごはんの内容など当日の朝にしか書けない欄以外は埋めておくと、朝の支度がスムーズに行えます。

工夫4:家族で一致団結!みんなで協力プレーが大事

兄弟で園が違うと、それぞれの園で必要な物、行事、ルールなどが違うので、やはり面倒だなと感じる部分はあります。

しかし、各家庭の状況や教育方針によって、兄弟が幼稚園と保育園に分かれてしまうことは少なくありません。

夫、さらに祖父母などの力も借りて家族みんなで協力して乗り越えていきましょう。

上の子は幼稚園、下の子は保育園実はメリットも?!

ママ友の輪が広がる

デメリットだらけに見える「上の子が幼稚園、下の子が保育園」という状況ですが、実は少しばかりメリットもあります。

それは、園児一人一人で送迎の時間が全く違う保育園に比べて、登園や降園の時間帯が決まっている幼稚園はママ友ができやすいことです。

「いやいや、ママ友なんて面倒でしょ」と思っているかたも多いと思いますが、ママ友って実はそんなに悪いものではないのです。

日々の家庭や子育ての話ができる身近な存在は、時にストレスを軽減してくれたり、共感し自分の子育てに自信を持たせてくれたりもします。

上の子の幼稚園の繋がりでできたママ友にも下の子がいて、兄弟(姉妹)で仲良くなれた!なんて話も聞くので、「上の子が幼稚園、下の子が保育園」という状況にも意外な部分でメリットがあるのかもしれませんね。

下の子が3歳になれば兄弟枠で転園も可能

下の子が幼稚園に入園できる年齢になれば、兄弟枠で同じ幼稚園に転園することができます。

人気の高い幼稚園や、人口が多く毎年定員がオーバーしているような幼稚園であれば、上の子が先に入園しておくことで下の子もスムーズに入園することができるというメリットがあります。

多くの幼稚園では、兄弟児を優先的に入園させる制度を採用しているので、下の子が3歳になれば幼稚園に転園させることを考えてもいいでしょう。

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