はじめに:妊娠中に起こる肌荒れの原因を知ろう!
原因1:ホルモンバランスの崩れ
妊娠中は「プロゲステロン」という黄体ホルモンが多く分泌されます。
このプロゲステロンというホルモンは、妊娠中に子宮内膜の形成を助けたり、おっぱいや骨盤付近への血液供給を増やすという重要な役割を担っている一方、お肌には大敵!
シミやそばかすの原因となるメラニンを多く作り出したり、皮脂の分泌を活発にするため、ニキビ・吹き出物が出来やすくなってしまいます。
原因2:精神的なストレス
妊娠中は、つわりや腰痛などのマイナートラブルや、生活習慣の変化から常にストレスを受けています。
度重なる自分の体や環境の変化に加え、妊娠や出産に対する不安や恐怖も絶えません。
そういった過度なストレスが、肌荒れの原因となっているケースもあります。
ここでワンポイント☝️
ストレスをなるべく軽減して、妊婦生活を楽しむために欠かせないのが、パートナーの理解とサポート。
妊娠中の奥さんを支えてあげられるよう、旦那さんも妊娠中に起こるマイナートラブルついてしっかりと学んでおくと良いですよ✨
原因3:肌の水分不足
妊娠中は、赤ちゃんに栄養と酸素を運んだり、羊水や胎盤の形成のために多くに水分を使っているため、普段より乾燥肌になりやすいと言われています。
乾燥肌になると、それを補おうと皮脂の分泌が活発になり吹き出物がたくさんできてしまったりと、肌荒れの原因になってしまいます。
妊娠中の水分不足は、肌荒れの原因になるだけでなく、血液の流れが悪くなり赤ちゃんの成長にも影響を及ぼす可能性があるので、十分な注意が必要です。
原因4:睡眠不足
妊娠中は、つわりや腰痛などのマイナートラブルにより、慢性的な睡眠不足に悩まされる妊婦さんんも多くいます。
睡眠不足が続くと、肌の再生や修復を促進する成長ホルモンの分泌が減少し、肌荒れや肌トラブルを引き起こしてしまいます。
少しでも質の良い睡眠が取れるよう、アロマや音楽でリラックスしたり、妊娠後期には抱き枕を使ったりして対策をしましょう。
また、仕事が休みの日や時間に余裕がある時は、普段取れていない睡眠不足を解消するために、家事や出産準備は旦那さんに任せて、しっかりと体を休めることも必要です。
原因5:便秘
妊娠中に多く分泌されるプロゲステロンには、胃腸などの消化器官の動きを鈍らせる働きがあり、慢性的な便秘を引き起こします。
さらに、先ほどもお話した水分不足も重なり、妊娠中は便秘に悩まされる妊婦さんがたくさんいます。
この便秘も、老廃物を体に溜め込んでしまうため、肌荒れの原因に・・・。
今日からできる妊娠中の肌荒れを改善する方法3選
①常温の水をたくさん飲む
妊娠中の水分補給は、お肌のためにも赤ちゃんのためにも最も重要!
一度に大量のお水を飲むより、こまめに水を飲む方が良いそうです。
また、妊娠中は体を冷やすというのがあまり良くないので、冷蔵庫で冷やした近々のお水ではなく、常温のお水を飲むように心がけましょう。
お水は、肌にも良し、便秘にも良し、赤ちゃんにも良し、己の健康にも良し。
飲んで悪いことは一つもないので、水を飲むことを妊娠中の習慣にしましょう。
②1日3食、バランスの良い食事を
バランスの良い食事は、便秘予防にも便秘解消にも効果的です。
水分補給と合わせてバランスの良い食事を心がけることで、体の老廃物を排出し、妊娠中も健康なお肌を保ちましょう。
お肌に良い食事を作る3つのポイント
- 食物繊維の多い野菜を選ぶ
- 良質な油を使って調理する
- 発酵食品で不足しがちな栄養を補う
どれも簡単に実践できるので、ぜひ試してみて下さい。
▼つわりで動けない時は宅配に頼るのがオススメ!
③スキンケア用品の見直し
妊娠(または出産)してから、肌質が変わったというママはたくさんいます。
今まで使っていたスキンケア用品や化粧品が、急に肌に合わなくなったなんて話は良く聞きます。
いきなり肌質が変わってしまうと、どんなスキンケア用品を使えばいいのか分からなくなってしまいますよね。
そこで参考にして欲しいのが、
- 低刺激なものを選ぶ(例えばメイク落としはオイルよりジェルの方が低刺激)
- アルコールフリー、パラベンフリー、無香料などお肌に優しいものを選ぶ
- 自分の肌に合うか分からないので、まずはプチプラから試す
ということです。
✅アンチエイジングや美白に特化したスキンケア用品は、目的に応じた成分がプラスαで含まれているので、妊娠中で肌が荒れている間は避けた方がいいでしょう。
▼妊娠中の肌荒れにオススメのプチプラ化粧水10選▼
とても人気な記事なので、ぜひ参考にしてみてください✨
最後に・・・
妊娠中のなかなか治らない肌荒れ。
肌の調子が悪いと、気分転換のお出かけもなんだか憂鬱になってしまいますよね。
私も妊娠中の肌荒れに悩んだ一人なので、皆さんの気持ちがよくわかります。
(ツルツルな肌の旦那を見て、さらに凹んでいました😔)
そんな経験者である私から、最後に皆さんにアドバイスを✨
✅まず、妊娠中の肌荒れは、プロゲステロンの分泌量が安定する時期(およそ妊娠5ヶ月頃)を過ぎると、自然に治っていく場合も多いので、あまり気にしすぎなくてOK☝️
✅肌荒れを気にしすぎるとそれ自体がストレスになり、さらに肌の調子が悪くなってしまうので、肌荒れが気になる日は無理に外出せずにお家でゆっくり過ごしましょう。
✅妊娠中は、ホルモンの影響でシミ・そばかすが出来やすくなっているので、外出時の日焼け対策はいつも以上にしっかりと!!
▼こちらの記事では、妊娠中の肌荒れを治した私のスキンケアルーチンを紹介しています☝️
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