【楽天証券】ジュニアNISAの始め方①マイナンバーは必要?どのくらい時間がかかる?

【はじめに】ジュニアNISAとは?

ジュニアNISA

ジュニアNISAとは、2016年に始まった日本に住む未成年者(0~17歳)のみが利用できる資産形成のための非課税制度です。

要するに子供版NISAですが、大人のNISAとは異なる点がいくつかありますので、確認していきましょう。

対象者日本国内在住の未成年者(0〜17歳)
非課税枠80万円/年
非課税期間5年間*
新規買付2023年12月末まで
投資対象商品国内株式、投資信託、海外株式など
投資方法通常買付・積立買付どちらも可
払出制限2024年以降いつでも可*
ジュニアNISAの基本情報

★詳しくはこちら★

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ジュニアNISAの始め方

ジュニアNISA 始め方 手順
[memo title=”memo”]今回は楽天証券でジュニアNISAを開設しました。提出書類には若干の違いがありますが、手順や開設までの期間は他の証券会社もそれほど変わらないので、参考にしてください。[/memo]

1.親の証券口座を開設する

これはどこの証券会社にも共通することですが、ジュニアNISAを開設するには、大きく3つのステップがあります。

  1. 親権者の証券口座を開設する
  2. 子供の未成年総合口座を開設する
  3. ジュニアNISA口座を開設する
[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png” from=”right”]子供のつみたてNISAを始めるには、まず自分の証券口座を開設しなきゃいけないのね・・・[/say]

ご自身が証券口座をお持ちの場合は、同じ証券会社でジュニアNISAを始めることをオススメします。

最初のワンステップを省けるだけでも、かなりの時短になります。

2.必要書類の準備

ジュニアNISAの開設における必要書類は、証券会社によって若干異なります。

楽天証券は、お子様と同居の場合、マイナンバーと世帯全員が記載された住民票(親子関係を証明するため)の1点のみです。

楽天証券HPより引用

その他の証券会社は、例えば

  • マイナンバーの記載がある住民票と健康保険証
  • 住民票とマイナンバーカード

など、2つ以上の身分証明を必要とする場合が多いです。

ちなみに、マイナンバーを通知する必要はありますが、マイナンバーカードは必ずしも必要ではありません。

まだマイナンバーカードは全員に普及しているわけではないので、持っていなくても何かの書類で代用できるようになっています。

3.パソコンまたはスマホから申し込み

親の証券口座開設と必要書類の準備が整ったら、スマホやパソコンで申し込みをしていきます。

申し込み自体は、必要事項を入力して本人確認書類をアップロードするだけなので、至って簡単です。

パソコンでも可能ですが、スマホであれば必要書類を携帯で撮ってそのままアップロードできるので、より早く簡単でオススメです。

未成年口座の有無

  • 未成年口座を持っている場合→ジュニアNISA口座のみ申請
  • 未成年口座を持っていない場合→未成年口座・ジュニアNISA口座を同時申請

4.未成年口座のログインID・PWが郵送で届く

スマホ(またはパソコン)からの申し込み後、1週間以内に未成年口座のログインIDとPWが到着しました。

簡易書留で郵送されてくるので、受け取りが必要です。

ログイン情報が届いたら、一度ログインをしてPWを覚えやすいものに変更しておきましょう。

楽天証券の場合、ログイン後の画面はこんな感じです。

一番左上の楽天証券のロゴの横に、

未成年総合 ジュニアNISA のタブがあり、ボタンを押すと画面が切り替わるようになっています。

ジュニアNISAの口座開設は、未成年口座の開設よりも時間がかかるので、ログイン情報が届いた当初は、ジュニアNISA のタブに飛んでも「審査中」の画面が表示されます。

5.申込から約3週間後、ジュニアNISA口座の開設完了

楽天証券のHPには、ジュニアNISAの口座開設まで約1〜2週間と記載がありますが、廃止が決まってから口座開設の申し込みが多いせいか、私は約3週間かかってしまいました。

楽天HPより 

書類等に不備があった場合は、それ以上の期間が想定されるため、ジュニアNISAを今年中に始めたいと考えている人は、なるべく早めに申し込み手続きを済ませることをオススメします。

ジュニアNISAの口座が開設したらすぐに取引できる?!

ジュニアNISAの口座が開設したからといって、すぐに取引が行えるわけではありません。

「銀行」→「未成年口座」→「ジュニアNISA口座」と投資資金を移動させる必要があります。

ちなみに楽天証券では、親名義の銀行から未成年口座への入金が直接可能ですが、子供名義の銀行からしか入金できない証券会社もあります。

その場合、ジュニアNISAの口座開設だけではなく、子供名義の銀行口座も作成しておく必要があります。

★取引開始までの入金手続きはこちら★

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ジュニアNISAを始めるなら早めに準備を

楽天証券でのジュニアNISAの始め方、いかがでしたでしょうか。

私自身の感想としては、意外と時間がかかるし、面倒なステップも多いなと思いました。

口座開設だけで見ても、

  1. 親権者口座の開設
  2. 未成年口座の開設
  3. ジュニアNISA口座の開設

その後、実際に取引を開始するまでに、

  1. 税務署の審査
  2. 未成年口座への入金
  3. 未成年口座からジュニアNISA口座へ振替

特に、ネットバンキングや子供名義の口座を持っていない場合は、開設は完了したものの、ジュニアNISA口座への資金移動がうまくいかず、なかなか取引を開始できないこともあります。

今年も残すところ、3ヶ月です。

1年間で80万円という非課税枠を逃さないためにも、ジュニアNISAを始めようと考えている方はすぐに準備を始めた方がいいでしょう。

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