妊娠中に妊婦帯(腹帯)をつけるメリット
①腰痛対策に効果的
妊娠中の代表的なマイナートラブルの一つとして、多くの妊婦さんが体験する腰痛。
日々、大きくなっていくお腹を支えるために、ママの腰にはどんどん負担がかかってきます。
それも出産するまでは解消することが出来ないので、本当に辛いものです。
腰だけではなく、骨盤・お尻・足の付け根の辺りにまで痛みが及ぶママもいます。
妊婦帯は、そんな辛い痛みを予防・軽減するのに効果的だと言われています。
妊娠の時期や腰痛の程度に合わせて、様々なタイプの妊婦帯を使い分けることで少しでも快適な妊婦生活を送りましょう。
②お腹の冷えを防止
妊娠中はホルモンバランスの崩れ・血行不良からいつもより体が冷えやすくなります。
体が冷えると、つわりの悪化や倦怠感を感じやすくなり、体調を崩してしまうことも。
妊娠中は、体調管理のためにも特に冷えに注意をすることが大切です。
妊婦帯は腰痛対策だけではなく、赤ちゃんとママをお腹周りの冷えから守ることにも効果的です。
末端冷え症の方は、お腹周りだけではなく、靴下やレッグウォーマーを使って脚の冷え対策も忘れずに!
③正しい姿勢を保つ
妊娠後期に入ると、お腹はさらに大きくなり前に突き出て、体のバランスを取るのが難しくなってきます。
そこでまたまた活躍するのが、妊婦帯です。
妊婦帯には、お腹を固定し姿勢を正しく保つ効果があるため、つけている方が日常生活で行う動作がスムーズで楽になります。
自分にあった妊婦帯(腹帯)のタイプを見つけよう!
パンツタイプ
ショーツ型の妊婦帯。
メリットは、下着と一体型になっているのでトイレが楽で、シルエットがスッキリしていること。
上に着る洋服を選ばないので、オシャレ好きのママさんにはぴったり。
ただし、妊娠後期に入る頃には、重たくなったお腹を十分に支えきれないのがデメリットです。
腰痛対策にはあまり向いているとは言えません。
パンツタイプの妊婦帯は、使い勝手が非常にいいので、お腹の冷えを防止するためにも妊娠初期〜妊娠中期に利用するのがオススメです。
腹巻きタイプ
筒状になった腹巻きタイプの妊婦帯。
メリットは、次に紹介するサポータータイプの腹帯よりも着け心地がいいので、就寝時でも使用可能なこと。
締め付け具合は、サイズ感やメーカーによって変わるので自分が快適だと感じるものを選びましょう。
一方、デメリットは、お腹が大きくなると下から履くのが大変なこと、パンツタイプに比べると服の下に厚みが出てしまうことです。
サポートベルトタイプ
マジックテープで固定できるベルト型の妊婦帯。
ベルト型の腹帯のメリットは、腰痛には一番効果的なところです。
妊娠後期の大きく重たいお腹でもしっかり支えることができて、日常生活が快適になります。
また、マジックテープで固定するので、お腹の大きさに合わせて調整が可能で、ずれにくいのもメリットです。
デメリットとしては、トイレの際にいちいち外して付け直しが必要なこと。
妊娠後期は特に膀胱が圧迫されて、頻尿に悩まされる妊婦さんが多いのでこれは大きなデメリットではあります。
また、しっかりお腹を支える分、締め付け感も強いので就寝時にも着用したい方には不向きです。
妊娠中の腰痛対策におすすめの妊婦帯3選
赤ちゃんとママを守るため、快適な妊婦生活を送るために、様々なタイプ・メーカーさんの妊婦帯がある中で、今回は、腰痛対策に重点を置いて厳選したおすすめの妊婦帯を3つご紹介します。
【腹巻きタイプ】犬印本舗 はじめて妊婦帯セット
犬印本舗は、マタニティー用品の老舗。
実は、「妊婦帯」という言葉も最初に犬印本舗さんが使い始めて、現代では当たり前のように使われるようになったとか。
犬印本舗の妊婦帯の中でも、今回私がオススメしたいのが「はじめて妊婦帯セット」。
こちらの商品は、腹巻きとサポートベルトがセパレートになっており、単体で使うことも、合わせて使うこともできるのがポイントです。
妊娠中期までは腹巻きのみを、お腹が重たくなってきたらサポートベルトを上から着用する。
というように、時期や妊婦さんの好み、利用目的に合わせてカスタマイズできるのがオススメの理由です。
サポートベルトはマジックテープ式でお腹の大きさに合わせてフィットするように調整でき、下腹から包み込むことでしっかり支えられていることを実感できます。
【ベルトタイプ】エンゼル フリー妊婦帯
こちらは、私が第一子・第二子と長く愛用している「エンゼル」のフリー妊婦帯。
エンゼルのフリー妊婦帯の特徴は、ベルトを腰で交差させてお腹の前で固定するので、お腹をしっかり支えて腰痛を軽減してくれるところです。
とにかく腰がラクになったという口コミが多数!
私も実際にこの妊婦帯を着用するようになって、かなり腰痛が軽減されました。
また、優しい肌触りも魅力の一つです。
エンゼルのフリー妊婦帯は、内側に綿パイルという素材を使用しており、普段よりも肌が敏感になる妊婦さんに優しい設計になっています。
綿パイルは吸水性・通気性にも優れているので、夏でも蒸れずに快適に使えますよ。
【ベルトタイプ】トコちゃんベルト2
トコちゃんベルトの一番のメリットは、産前から産後まで長く使えることです。
産前は、頻尿・腰痛対策に役立ち、産後は緩んだ骨盤矯正にも効果を発揮します。
締め付け感が強く苦しく感じるというレビューもありますが、その分腰痛が改善されたという声も他社の商品に比べてかなり多いです。
トコちゃんベルトは、今回紹介した中で一番高額な妊婦帯ではありますが、腰痛対策に関しては一番効果が高いと思います。
サイズ展開はM・Lサイズで、妊娠中は骨盤周りが大きくなるので普段はMサイズを選ぶ方も、締め付けが強いのでLサイズでちょうどよかったという意見もあります。
サイズ選びを間違えると、効果が薄くなったり、苦しくて結局付けなくなったりしてしまうので、どのメーカーの妊婦帯を買う時も、サイズはしっかりとチェックして買いましょう。
まとめ
妊娠中、ほとんどの妊婦さんが悩む腰痛。
日々大きくなる赤ちゃんを10ヶ月近くお腹に入れて生活するのだから、腰にダメージがいくのは当たり前ですよね。
妊娠後期に向けて腰痛はどんどん悪化して行くので、お腹が出てきたなと思ったら早めに妊婦帯を使用し始め、腰痛を悪化させないための対策をとることが大切です。
妊婦帯意外にも、YouTubeなどで、妊婦さんでもできる腰痛対策のストレッチやマッサージを日々の生活に取り入れてみましょう。
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