はじめに:安産祈願とは
母子の健康を願って
安産祈願とは、母子ともに健康で安全な出産ができるように神社で御祈祷をしていただく行事です。
一般的に妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に行うとされています。
しかし、最近では混雑を避けるためにあえて戌の日を外したり、夫婦揃っての休日を優先したりと、柔軟に日程を決める方が多くなっています。
安産祈願の御祈祷代
安産祈願の御祈祷代に特に決まりはありません。
初穂料というのは、あくまで御祈祷をお願いする側の気持ちだからです。
ただし、最近ではホームページなどに下限5000円などと記載がある神社もあります。
事前に確認しておきましょう。
ちなみに相場は5000円〜1万円と言われています。
安産祈願で頂く神社の腹帯
神社で頂く腹帯は昔ながらの”さらしタイプ”
安産祈願では、ほとんどの神社が御祈祷だけではなく、お守りや腹帯などご利益のあるお土産を妊婦さんに配布します。
特に腹帯(サラシ)とお守りは、出産まで大事にしている方が多いですね。
ただ、腹帯といっても普段私たちが使っているサポータータイプやパンツタイプのものではなく、サラシなので実用性はあまりありません。
普段使いの腹帯も一緒に御祈祷してもらおう
神社で頂く腹帯は、昔ながらの”さらしタイプ”なので、実際にこれを普段から使用している妊婦さんはあまり多くありません。
さらしよりも市販で売っている、お腹をしっかり支えられるサポートベルトや、履きやすい腹巻き・パンツタイプを使っているママがほとんどです。
安産祈願では、自分の普段から愛用している腹帯も一緒に御祈祷をしてもらうことができます。
御祈祷の当日は、自身の腹帯を持参して受付で一緒に御祈祷してもらえるように渡しておきましょう。
[card id=”1247″]神社で貰った腹帯(サラシ)の使い道3選
①実際に使う
昔の方は実際にさらしでお腹を支えていたそうなので、もちろんこれを実際に腹帯として使うことはできます。
ただ現代では、さらしよりもしっかりとお腹を支えられるサポータータイプや、身につけやすい腹巻きタイプ・パンツタイプが人気なので、実際にはさらしを腹帯として使っている妊婦さんは少ないです。
②my腹帯の裏側に縫い付ける
オススメ
自分の愛用している腹帯を使いたいけど、神社で貰ったさらしのご利益もしっかり受けたい。
そんな方にオススメなのが、さらしの神社名などが印刷されている部分のみ切り取って、自分の使っているサポーターの内側に縫い付ける方法です。
これなら自分の愛用している腹帯を使える上に、せっかく頂いたご利益のあるさらしも肌身離さずつけておくことがきます。
③大切に保管しておく
最後は、使わずに大切に保管しておくという選択肢。
先ほどもお話ししたように、安産祈願では自分が使っているMY腹帯を御祈祷の際に持参すると、その腹帯も一緒に御祈祷してもらえます。
なので、神社から頂いたさらしタイプの腹帯は使わずにそのまま保管しておいて、産後に赤ちゃんの沐浴用ガーゼやスタイやよだれ吹きなどにリメイクして使うというのもいいと思います。
まとめ
安産祈願では、腹帯やお守りをはじめご利益のあるお土産をたくさん頂くことができます。
出産が終わって役目を無事に果たした腹帯やお守りは、神社へ返納するかお焚き上げに持っていくかなどをして、正しい方法で手放しましょう。
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