妊娠中期とは?
妊娠中期とはいつからいつまで?
妊娠中期とは妊娠16週~28週(5ヵ月~7か月)のことを指します。
妊娠初期に比べて流産のリスクがグッと下がり、安定期と呼ばれる時期に入っていきます。
つわりも治まり体調も安定
一般的に妊娠初期の辛いつわりも、妊娠16週頃までに徐々に治まっていくケースが多いです。
体調も回復し、安産祈願や性別も分かりベビーグッズやベビー服をを見に行ったりとマタニティライフを満喫できる時期でもあります。
[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png”]でも、中にはつわりが酷く出産までずっと続いたなんてママもいるのよね。[/say] [kanren id=”958″]安定期でも無理は禁物。切迫流産に注意!
安定期に入り体調も回復したからと言って、お腹の中に赤ちゃんがいることには変わりありません。
妊娠中期に入ると、染色体異常による流産の可能性は無くなる一方で、「切迫流産」の危険性が出てきます。
絶対に無理はしないようにしましょう!
[kanren id=”1053″]妊娠中期に起こるマイナートラブル
頻尿
妊娠初期に引き続き、さらに大きくなった子宮が膀胱を常に圧迫。
トイレから出てきたら、もうトイレに行きたいくらいです。
頻尿が原因で、夜もぐっすり眠れなくなり睡眠不足の原因にも・・・
対処法
- 利尿作用のあるカフェインを控える。
- トイレの際は、前傾姿勢になり最後までしっかり出す。
- 膀胱炎予防のため尿意を感じたら我慢はしない。
妊婦貧血
妊婦さんに起こる貧血のほとんどが「鉄欠乏性貧血」と呼ばれるもので、体内の鉄分不足によって引き起こされるものです。
妊娠中は赤ちゃんに鉄分を取られるため通常よりも多くの鉄分が必要になります。
なので、普段は貧血気味ではない妊婦さんでも「鉄欠乏性貧血」になりやすいのです。
対処法
- 病院で鉄剤を処方してもらう。
- 鉄分を含む食材を積極的に摂取する。
- 目眩などの貧血症状が出た場合には、必ずすぐに休息をとる。
- 鉄剤の処方で便秘になりやすいので、普段より多めに水分を補給する。
便秘・痔
妊娠中は水分不足や貧血の治療に処方される鉄剤の影響で便秘と下痢を繰り返しやすくなります。
また便秘が慢性化すると、痔になってしまうことも。
対処法
- 1日3食
- 食物繊維、発酵食品を積極的に取る
- 良質な油を使って調理する
- 十分な水分補給
動悸・息切れ
妊娠中は、妊娠していない時に比べて心拍数が1分に10回程度増加すると言われています 。
また、妊娠中期に入ると赤ちゃんに十分な血液を送るために心臓が1回に送り出す血液量が急激に増加します。
そのため心臓に負荷がかかり、動悸を感じる妊婦さんが多いのです。
対処法
- 動悸や息切れを感じた時はすぐに休息をとる
- ゆっくりした動作を心掛ける
- 長時間治まらない時は医師に相談する
腰・おしりの痛み
妊娠6か月頃になると、段々と周りからも妊婦さんだと分かるくらいにお腹が大きくなってきます。
大きく重たいお腹を支えるために、お腹が前に突き出て背中や腰が常に反っている体勢になるため、腰痛や坐骨神経痛を引き起こしてしまいます。
対処法
- 妊娠さん向けのストレッチやヨガを取り入れる
- 長時間の同じ体勢を避ける
- 妊婦帯を活用して腰痛を軽減する
まとめ
安定期に入り妊娠初期よりも、マタニティライフを満喫できるようになる妊娠中期。
しかし妊娠中期にもママを襲うマイナートラブルはたくさんあります。
マイナートラブルと上手く付き合いながら、赤ちゃんの成長を楽しみましょう!
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