【実体験あり】妊娠中に海外旅行に行っても大丈夫なの?

妊婦さんでも海外旅行に行ける?

結論、行けるか行けないかで言うと「行ける」です。しかしお医者さん及びパートナーとしっかり相談、そして最終的には何かあっても自己責任だということを忘れずに!!

今回妊婦である私がバリ島へ海外旅行へ行くに当たって、主治医に相談したところ守るべきいくつかのアドバイスを頂いたのでみなさんにもお話ししようと思います。

※私の主治医は割とゆるーいお爺さんなので、今回の海外旅行もOKを出してくれましたが、お医者さんの見解には個人差がありますのでその辺はご了承ください。

旅行中に妊婦さんがやってはいけない禁止事項

アクティビティやマリンスポーツ

バリ島といえば、壮大な海!バリ島以外でも新婚旅行にはハワイやグアム、フィジーなどのリゾート地を選ぶご夫婦は多いと思います。私もマリンスポーツやプールのウォータースライダーなどなど色々なアクティビティを楽しみにはしていましたが、お医者さん曰く「言語道断」。何かの拍子にお腹を打ち付けてしまう可能性は大きいですからね。

また、海で遊ぶ場合は足をつける程度で腰まで浸からないことを言いつけられました。なぜなら私はまだ安定期にも入っていませんでしたし、海などで泳いで何かの感染症にでもなったら大変だからです。ということでマリンスポーツ系は潔く諦めてください!

重い荷物を持つ

海外旅行といえば、期間もそれなりに長いですし荷物が多くなりがちですよね。キャリーバックなどの重たい荷物は絶対に持たないようにしましょう。それでなくても、妊娠初期はあらゆる変化が体の中で起こっていてママの体への負担も大きいです。荷物は極力旦那さんが持つようにしてください。

レストラン選びに気をつける

日本の食品の衛生管理状態は世界でもトップクラスです。普段はお刺身などもあまり気にせず食べている妊娠さんも、海外旅行で火の通っていないものは絶対に食べないようにしましょう。バリ島などの発展途上国では特に生物だけではなく、屋台やワルン(現地の人が利用する食堂)などでの食事も避けてください。

またバリ島は水道の水も日本に比べてかなり汚いです。洗面所にもドリンクウォーターがおいてありますが、これは飲む用ではなく歯を磨く時用です。水道水でのウガイなどは避けてください。

絶対に無理をしない

旅行中の体調管理はいつも以上に敏感に慎重に行なってください。少しでも気分が優れなかったり、疲れているなと思ったらそういう日は予定があってもホテルでゆっくりと過ごすようにしましょう。1人の体ではないので無理は絶対に禁物です。

また妊娠中の海外旅行はツアーではなく自分たちでホテルや航空券を取ることをオススメします。ツアーだと体調が悪くても融通がききませんし、多くの観光地などを短期間で詰め込むので妊婦さんには体力的に厳しいスケジュールになっていると思います。自分たちで予備日を作ったりして、緩いスケジュールを組みましょう。

飛行機の中でのアドバイス

必ず妊婦であることを申告する

最近はほとんどの航空会社が自動チェックイン・ウェブチェックインなどのサービスを行なっていますが、妊婦である場合は必ずチェックインカウンターでチェックインをし妊婦であることを申告してください。妊婦さんは非常口付近には座れないようになっていますし、スタッフへ周知をすることで安心して飛行機に乗ることができます。

ちなみに私も心配でお医者さんに聞いたのですが、飛行機の気圧の変化が原因で流産をすることはないそうです。

トイレの近い席を選ぶ

妊娠すると子宮が膀胱を圧迫するため、かなり頻尿になります。そして飛行機って通路側でないとトイレってとても行きにくいですよね。でも、だからといって我慢は禁物です。赤ちゃんのためにも尿意を感じたら我慢せずにお手洗いに行ってください。

とくに海外旅行のようにロングフライトになる場合は何度もトイレに立つことになるので、あらかじめトイレに近い通路側を指定するようにしましょう。他人に迷惑をかけず気兼ねなくトイレに行けるので、飛行機の座席指定は妊婦さんのフライトにとってマストです!

水分補給はこまめに!

トイレが近くなるからと言って水分を控えることは妊婦さんにとって危険な行為です。特に飛行機にのっている間はしっかりと水分補給をするようにお医者さんからアドバイスを受けました。妊娠中は羊水を作ったり血液が増えたりする関係で、脱水症状を起こしやすいのだそうです。飛行機だけでなく特に暑い国に出かける方はこまめな水分補給を心がけて下さい。

時々立って腰を伸ばす・足を上げる

妊娠中期になってくると、ママと赤ちゃんの体重も増え、子宮が骨盤を圧迫するため腰痛に悩まされる妊娠さんがほとんどです。飛行機はほぼずっと同じ体勢で座ることになるので腰痛の悪化やむくみも心配されます。フライト時間が長い場合には、時々席を立って腰を伸ばしたり、足を上げて血流を良くするように心がけましょう。

妊婦さんが旅行前に準備すること

何が起こるか分からない旅行先なので、ママと赤ちゃんのことを考えて、できる準備はしっかりと渡航前にしていきましょう。

日本人スタッフ在中の産婦人科を探しておく

ハワイやグアムなど日本人が多く住んでいたり、年間旅行者数の多い定番の旅行先には日本語の通じる病院がいくつかある場合が多いです。

バリ島にもデンパサールにインターナショナル病院があり、日本語を話せるスタッフが在中しています。今回私は何事もなくお世話になることはありませんでしたが、事前にネットで病院情報を調べ住所と連絡先を控えておくことを強くオススメします。

海外旅行保険に加入する

海外旅行へ行く際、何かあった時のために皆さん旅行保険に加入されますよね。しかし、この旅行保険は妊婦さんに対応していないものも多く、海外旅行保険に入っていると安心していても、実際は妊娠に関する治療を受けた場合は実費ということがあります。

私は今回AIGの海外旅行保険に加入しましたが、AIGの場合は妊娠による治療もしっかりとカバーしてくれます。10日間のバリ島旅行で1万円ちょっとくらいでしたので、普段は旅行保険に加入しないという方も妊娠中の場合は必ず加入するようにしましょう。

母子手帳を必ず持参する

これは海外旅行だけに限らず、妊娠さんは常に所持をしておくべきものですが、通院時以外は割と家に置きっぱなしになってますよね。母子手帳は、病院先で妊娠していることに気づいてもらう、そしてどのような経過を辿っているかが一目でわかるようになっています。ママと赤ちゃんの安全のためにも忘れずに持って行きましょう。

妊婦さんでも楽しめることリスト

妊娠中の旅行は、ママとお腹の赤ちゃんの安全が第一ですのでもちろんやってはいけないこと・控えるべきことはたくさんあります。そんな中でもやっぱりせっかく来たバリ島を満喫したい!!ですよね。妊娠さんでも安全に安心して楽しめることを各回で紹介していますので是非ご覧ください。

ビーチ沿い散歩

バリ島といえば、綺麗な海!日本にももちろんビーチはありますが、海外のビーチってなぜか壮大でより美しく見えますよね。各国からサーファーが訪れるバリ島自慢のビーチをゆっくりと散歩すれば、リゾート地ならではの非日常感を味わえますよ。

「バリ島のオススメビーチ沿い散歩」

マタニティマッサージ

妊娠さんのマッサージは押してはいけないツボがあったりするのでしてはいけないと思っていませんか?バリ島には妊娠さんを対象にしたマタニティマッサージを行なっているお店がいくつかあります。その中でも私が実際に行ってきたオススメマッサージ店をご紹介しています。

「妊婦さんも大丈夫!オススメマッサージ店@バリ島」

街散策

バリ島はエリアによって雰囲気が変わるとても面白い場所です。クタ・スミニャック・ウブドなどの人気エリア別にオススメの散策ストリートをまとめていますので、是非参考にしてください。

「バリ島のオススメ散策スポット」

ショッピングセンター

お手洗いやすぐに休憩できるカフェなど設備の整ったショッピングセンターなら、妊娠さんでも無理せずにバリ島を楽しむことできます。各エリアにあるオススメのショッピングセンターを紹介しています。

「妊娠さんでも楽しめるバリ島のオススメショッピングセンター」

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