この記事でわかること
妊婦さんが飛行機に乗ってもOK?!
![妊婦 飛行機 妊娠中 気圧 いつから いつまで](https://i0.wp.com/irielife.jp/wp-content/uploads/2019/10/E2772B4E-29C4-498E-98CE-9F05D6BB7E5F-1024x683.jpeg?resize=680%2C454&ssl=1)
異常のない妊娠であれば問題なし
正常に妊娠している妊婦さんであれば、飛行機に乗ること自体が問題となることはありません。
ただし、こんな時はお医者さんに相談しましょう!
- 切迫流産・切迫早産の可能性がある場合
- 悪阻が重度の場合
- 子宮筋腫・高血圧など特別な持病がある場合
- 臨月に入っている場合
- その他、心配事がある場合
まき
気圧がお腹の赤ちゃんに影響することはない
飛行機の気圧の変化が原因で、赤ちゃんが亡くなってしまう(流産する)という事はありません。
ただ注意すべきなのは、妊娠初期の流産のリスクが高い時期にたまたま機内で大量出血などを起こしてしまった場合、機内では処置が出来ず、赤ちゃんだけでなくママの命も危険にさらされてしまうリスクがあります。
そのため、お医者さんを始め各航空会社も妊娠12週以降、流産のリスクが下がった時期からの搭乗を推奨しているのです。
12週~28週が最も飛行機の旅に適している
染色体異常による初期流産のリスクが低くなる妊娠12週~28週頃までが飛行機の旅に適していると言えます。
妊娠28週を超えても飛行機への搭乗は可能ですが、お腹も大きくなり長く同じ体勢で座っていると血行不良や腰痛の症状も出てくるので、妊娠さん自身が身体的に辛い思いをしてしまいます。
飛行機への搭乗制限
- 妊娠初期・・・制限なし(ただし妊娠12週以降を推奨)
- 妊娠36週以降・・・医師の診断書が必要
- 出産予定日まで14日以内・・・医師の同伴が必要
飛行機に搭乗する前の注意点
![飛行機 妊婦 搭乗前 アドバイス 注意点](https://i1.wp.com/irielife.jp/wp-content/uploads/2019/11/70AA7824-C096-4A35-A127-F77C03E160EA.jpeg?fit=680%2C404&ssl=1)
必ず妊婦であることを申告する
最近はほとんどの航空会社が自動チェックイン・ウェブチェックインなどのサービスを行なっていますが、妊娠中の方は必ずチェックインカウンターで妊婦であることを申告してください。
妊婦さんは非常口付近には座れないようになっていますし、機内スタッフへの周知をしてもらうことで安心して飛行機に乗ることができます。
通路側・トイレに近い座席を指定する
妊娠すると子宮が膀胱を圧迫するため、かなり頻尿になります。
飛行機に乗る際は、他の人の迷惑にもならないよう予めトイレに行きやすい通路側の席・トイレに近い席を指定するようにしましょう。
パーカーやひざ掛け、クッションを用意
妊娠中は血液の流れが悪くなることで、体が冷えやすくなります。
機内はクーラーが強めにかかっていることも多いので、体が冷えないようにパーカーやひざ掛けを用意していくと良いでしょう。
また腰痛対策にクッションも忘れずに持っていきましょう!
妊娠中の機内での過ごし方
![飛行機 機内 過ごし方 水分 エコノミー症候群 姿勢 妊娠中 妊婦](https://i0.wp.com/irielife.jp/wp-content/uploads/2020/02/plane-3914134_1920.jpg?resize=680%2C511&ssl=1)
水分補給はこまめに!
妊娠中は羊水を作ったり血液量の増加が原因で、慢性的な水分不足に陥りやすくなります。
特に機内は乾燥していますし、脱水症状には十分に気を付けなくてはなりません。
機内ではこまめに水分補給をするよう心掛けましょう!
時々立って腰を伸ばす・足を上げる
妊娠中期に入ると大きくなった子宮が腰や骨盤を圧迫するため、多くの妊婦さんが辛い腰痛を抱えています。
搭乗中は、ほぼずっと同じ体勢で座ることになるので腰痛の悪化や血行不良によるむくみも心配ですよね。
フライト時間が長い場合には、時々席を立って腰を伸ばしたり、足を上げて血流を良くするように心がけましょう。
海外へのフライトの場合は事前準備をしっかりと!
![妊婦 妊娠中 海外旅行 飛行機 国際線 事前準備 注意点 旅行保険](https://i0.wp.com/irielife.jp/wp-content/uploads/2019/10/7EF4172D-738B-4FCD-B1B3-6597BCECD304.jpeg?resize=680%2C510&ssl=1)
日本人スタッフ在中の産婦人科を探しておく
ハワイやグアムなど日本人が多く住んでいたり、年間旅行者数の多い定番の旅行先には日系の病院がいくつかあります。
渡航先に日本人スタッフまたは日本語の話せるスタッフがいる産婦人科があるかどうか、事前にネットで調べておきましょう。
万が一のために、調べた病院の住所と連絡先を控えておくと安心です!
妊婦対応の海外旅行保険に加入する
海外旅行へ行く際、何かあった時のために皆さん旅行保険に加入されますよね。
しかし、実は妊婦さんに対応している海外旅行保険って少ないのです。
そこでオススメしたいのが、「AIGの海外旅行保険」。
AIGの海外旅行保険は、通常除外されている妊娠に関する治療費もしっかりと保険でカバーしてくれます!
海外での治療行為は高額となる傾向にあるので、妊娠中の方は特にきちんと海外旅行保険に加入しておきましょう。
母子手帳を必ず持参する
![海外旅行 妊娠中 妊婦 母子手帳](https://i0.wp.com/irielife.jp/wp-content/uploads/2019/10/EAF6F582-AA76-44C4-A636-3FB1BE80F010.jpeg?resize=680%2C510&ssl=1)
これは海外旅行に限らずですが、妊娠さんは常に「母子手帳」を所持をしておくべきです。
母子手帳は、万が一の時に搬送先で妊娠していることに気づいてもらう目印になります。
ママと赤ちゃんの安全のためにも忘れずに持って行きましょう。
まとめ
私は、妊娠中に特に異常もなくお医者さんの許可も出ていたため、7回ほど飛行機に乗っています。(新婚旅行や帰省のため)
飛行機の気圧がママや赤ちゃんに及ぼす影響はないとは言え、上空で何か問題が起きた時に地上と同じような治療や緊急対応が出来ないことは「飛行機のリスク」です。
妊娠中の飛行機への搭乗は最終的には自己責任ですが、これから飛行機に乗る予定のある妊婦さんには搭乗前の注意点や機内での過ごし方を参考にしてもらえると嬉しいです★
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