妊娠中でも失業保険がもらえる!「もらえる人」と「もらえない人」の差とは?

妊娠中でも失業手当はもらえる!その条件とは?

失業保険 受給条件 妊娠中 失業手当 雇用保険
[memo title=”MEMO”]妊娠中であっても、以下の条件を満たすことで失業手当を受給することが可能です。あなたに当てはまるかどうかチェックしてみましょう![/memo]

条件①:すぐに働ける状況にあること

失業保険を受給するには、失業後、すぐに再就職をできる状況にあることが必須条件となります。

なぜなら、本来失業保険というのは、「働きたいけど、就職先が見つからない」という就職困難者が就職活動に専念できるよう経済的にサポートするための制度だからです。

ここでポイントになるのが、妊娠中は「すぐに働ける状況」にあたるのかということですね。

[memo title=”回答”]自宅安静や入院の必要がなく、母子ともに健康で特別な問題のない妊婦さんは「すぐに働ける状況にある」と判断することが出来る。[/memo]

条件②:加入期間を満たしていること

自己都合か会社都合か、また退職をした理由にもよりますが、失業保険の受給を受けるには一定の雇用保険加入期間を満たしている必要があります。

一般的には離職日以前の2年間に12ヶ月以上の雇用保険加入期間が必要です。

※12か月未満の加入期間でも失業手当が受けられる場合もあります。詳しくはご自身の状況に当てはめて、公式ホームページでご確認ください。

関連記事:失業保険資格者の種類

妊娠中の失業手当が「もらえる人」と「もらえない人」

妊娠中の失業保険 失業手当 妊娠発覚 妊娠中 もらえない もらえる

妊娠中でも失業保険を受給するには「すぐに働ける状況にあること」が必須条件となります。

妊娠中でも失業手当を「もらえる人」

  • 特に妊娠に異常がなく、つわり等も収まり現実的に働きに出ることが可能な方
  • 再就職の意志がある方

ただし現実的に、再就職をしてもすぐに産休に入ってしまうことになるので、就職活動は難航する傾向にあります。

[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png” from=”right”]妊娠中は赤ちゃんとママの体調が一番なので、くれぐれも無理のない程度で就職活動を行いましょう![/say]

妊娠中だと失業手当を「もらえない人」

  • 入院を伴う危険性のある方
  • 主治医より仕事を控えるように指示を受けている方
  • 悪阻などが酷く体調がすぐれないため就職活動が現実的に困難な方
  • 現状での再就職の意志がない方

これらに当てはまる方は、「すぐに働ける状況」にあるとは言えず、失業手当をもらうことが出来ません。

しかし、このような方々への救済措置として、「受給期間延長」という制度が設けられています。

失業手当がもらえない方へ:受給期間延長の申請をしよう!

受給期間延長 手続き 失業手当 失業保険 妊娠中 もらえない

受給期間延長制度とは?

本来、失業保険の受給期間は退職した日の翌日から1年間となっています。

しかし、その間に特定の理由で働くことができず失業保険の受給資格に該当しない方のために、受給期間延長という制度が設けられています。

[memo title=”MEMO”]受給期間延長とは、ある特定の理由により働くことができない状況が30日以上続いた場合に、本来の受給期間を延長することができる制度。[/memo]

この制度を利用すると、本来は1年間である受給期間に、プラス3年間の猶予が付加されます。

この猶予期間が終わった後(つまり受給資格に該当するようになった後)に失業保険を受給することができるのです。

[say name=”まき” img=”https://irielife.jp/wp-content/uploads/2019/12/23151B4C-27C0-402D-A29D-DE72761C3978.png” from=”right”]この申請をしていないと、もらえるはずの失業手当が一年後には自然と消滅してしまうの。必ず申請の手続きをしておかなきゃ損するわよ![/say]

受給期間延長の対象者

  • 病気や怪我で働くことができない方
  • 妊娠、出産、育児(3歳未満)などにより働くことができない方
  • 親族の介護のために働くことができない方
  • 60歳以上の定年等により離職し、しばらく休養する方

以上4つのいづれかに該当する場合は、期間猶予の申請をしておきましょう。

申請期間:離職又は働くことが出来なくなった日の翌日から30日経過後に申請

まとめ

妊娠中でも受給条件に該当すれば、失業保険の受給をしながら再就職活動を行うことが可能です。

しかし、妊娠中は体調管理が最も大事なので無理はせずにしばらく休養する場合は、受給期間延長の申請を行いましょう。

今後の夫婦の働き方、生まれてくる赤ちゃんとの生活スタイルや自身のキャリアなどを考えて自分にあった選択を行いましょう。

[kanren id=”622″] [kanren id=”1260″] [kanren id=”861″] [kanren id=”1198″]

コメント

タイトルとURLをコピーしました